【第526号】良縁に恵まれたいのであれば、自らが進化するしかない~「出会いがない」「仕事がない」という溜め息~

コミュニケーション
この記事は約5分で読めます。

よく聞く表現として、

「出会いがない」

というものがありますね。

この

「出会いがない」

という表現は、恋愛の文脈で使用されることが多いようです。

とはいえ、実際の話として、

「出会いがない」

とボヤいている人の周りに全く他人が存在していないかといえばそのようなことは滅多にありません。

物理的に人は存在している場合の方が多いです。

したがって、実際の意味としては、

「(自分が理想とするような人との)出会いがない」

ということを意味することの方が多いようです。

婚活などでも、目の前に結婚願望がある人が存在していたとしても、

自分がいいなと思っていた相手からは全く相手にされず、

逆に、自分が微妙だと感じた相手からばかりオファーが来る

ということもよくあるようです。

ほとんどの場合、自分の理想を下げれば相手は見つかりますが、理想を下げたいと考えていない人の方が多いわけですね。

こうして全くマッチングせずに、

「出会いがない」

という状態になってしまいます。

このような話は恋愛に限らず仕事においても同様のことが言えます。

一時期、

「仕事がない」

とボヤく人に対して、

「選ばなければ仕事は存在する」

と反論する人たちがたくさん存在していました。

これはもちろん、

「(自分がやりたいと思えるレベルの)仕事がない」

という意味のボヤキでもあります。

しかし、自分がやりたいと感じている仕事や勤め先は人気が高すぎてアプライをしても相手からはスルーされることがある一方で、

特に自分がやりたいとも思えないような仕事の求人はメールボックスに大量に届くばかりでその都度ごみ箱に捨てている

という状態になっている人も多いのではないでしょうか?

こうして、

「仕事がない」

という状態に陥ってしまうのですね。

こちらも自分の理想を下げて妥協して勤め先を選んだり、仕事を選んだりすれば一応良いかもしれないと考えることもできますが、

そこまでして理想を下げたいと思っている人も多くはないはずです。

もっとも、仕事の場合は恋愛よりもそこそこ妥協するという選択肢を取る人は多いかもしれませんね。

何故ならば、恋愛や結婚の場合は最悪マッチングできなくても生きていくこと自体は可能ですが、仕事がない場合にはそのまま飢え死にする可能性もあるためです。

これらの

「出会いがない」

「仕事がない」

という溜め息交じりの不満ですが、要するに

良縁に恵まれたいのに恵まれていない

という状態になっています。

縁というとどうしても恋愛の文脈でとらえられることの方が多いのですが、実際には仕事においても縁というのは極めて重要です。

何故ならば、誰かと出会えなければそもそも自分がサービスを相手に提供し、その対価として金銭を支払ってもらうという関係になりようがないからです。

仕事がある場合というのはどこかに必ず他人が存在します。

そして、これは例えば勤め先の場合、

客層

という形で縁が創られていることが多いです。

すなわち、なんでもいいから低価格でサービスを受けたいと考えている客層に対してサービスを提供することをメインとしている勤め先の場合、それに関連した縁が形成されているため、その勤め先に所属しながら仕事をし続けていると段々そのような縁に自分が囲い込まれます。

また、「仕事の報酬は仕事」という言葉があります。

これは仕事をすればするほどさらに自分が評価されたり認められたりしてさらに仕事が降ってくる、それによってキャリアアップが可能、という文脈で使用されることが多い言葉のようです。

しかし、個人的にこの言葉は

類は友を呼ぶ

という言葉と似たような意味なのではないか、と考えることがあります。

すなわち、例えば、勤め先で働いている場合、その周りに構成されている縁によって客層が決まってくることが多いため、その縁の中に囲い込まれながら追加の仕事が来ることになります。

良縁に恵まれている勤め先の場合、次々とその縁に乗る形で次の仕事が来るため、自然とキャリアアップすることも可能です。

しかし、良縁に恵まれていない勤め先の場合には、仕事が報酬として来るとしてもそれが良い仕事ではない場合もあったりするため、何年も頑張って仕事をしても気づいたらキャリアアップできてもいない、という事態に陥る可能性があります。

したがって、

「仕事の報酬は仕事だよね」

などと言って満足している人というのは、そもそも仕事に関して良縁に恵まれている人でもあると考えていいと思います。

とすると、仕事や恋愛に限らず、

どうしたら今よりも良縁に恵まれるようになるのか???

ということが気になっている人が多いと思います。

私の考えとしては、少しずつでもよいので、自らが進化することによって、自分の理想の人とマッチングすることができるような状態に持っていくしかないのかなと考えています。

進化するというと大げさかもしれません。

実際には、昨日の自分とちょっと行動を変えてみる、という程度でも構わないと考えられます。

昨日の自分よりもちょっとレベルアップしている、という状態を例えば1年365日続ければ相応の成果も出てくると思います。

このような地味すぎる進化を毎日積み重ねることによって、少しずつ自分が求める良縁とお近づきになれると考えられます。

「出会いがない」

とか

「仕事がない」

と思うとついついため息が出てしまったり、愚痴りたくなってしまいます。

しかし、愚痴ったとしても現実が勝手に変わってくれることはほとんどありません。

より建設的な方法として少しずつ自分が進化する、レベルアップする、という方向性を少しずつでも良いので検討することが近道になるでしょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者

社会人5年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
手取り月収貯蓄率90%overを達成。
ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
20代で役員のオファーを受け就任。

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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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