【第862号】「成功者」になるまでの時間感覚

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現代はインターネットが発達したこともあってか、

「成功者」

が可視化されやすくなってきていると感じることがあります。

以前は、

「この町では自分こそがナンバーワン!」

といった世界観で生きていた人も、

インターネットを開いてみると、

世界における自分よりもはるかにすごい人の情報が入ってきます。

そして、

「この町のナンバーワンでしかなかった……」

ということを知るようになるのですね。

そして、そのような

「成功者」

とも呼べるような凄い人たちの情報ばかりが入ってくるので、

「自分も成功者になりたい」

と感じて何かを頑張ってみるものの、

「なかなか上手くできない……」

と感じてしまうことも多く、

挫折感

のようなものを感じてしまう人も多いようです。

難しいのは、

「成功者」

としてキラキラふるまっている人であっても、

異常な下積み期間

とも呼べる期間を経ている人がいたりします。

しかし、

「成功者」

としての脚光を浴びることができるような成果を上げてしまった後しか私たちには見えないので、

普通の人が挫折してしまうような苦しみの期間

とも呼べるものは傍から見えなくなってしまいます。

そして、

「なんか、そこまで苦労せずに成功している」

かのように見えてしまうのですね。

実際は40年かけて積み上げてきたスキルであっても、

「あたかも最初からその人に備わっていた才能のようなもの」

に見えてしまうのです。

小さな行動の集積が小さな習慣となり、

小さな習慣の集積がやがて高度に洗練された習慣となり、

それが才能のような結晶になって輝き放つ。

そのような過程が「成功者」になるまでの過程と同時に進行しているのだとしたら、

「成功者」になるまでの時間というのは物凄くかかるということがなんとなく理解できる気がします。

これは、

「成功者」になるまでの時間感覚

として、その人の持つ感覚になっていくのかもしれません。

例えば、

会社を立ち上げて、5年ほど頑張って、ようやくものすごくうまくいった、

という成功体験を持っている人は、

「何かの分野で成功するためには5年かかってもやむを得ない」

という感覚を得るようになります。

そして、

別の分野で「成功者」を見かけると、

「もし、自分があのレベルまで行けるようになるとしたら、5年ぐらいはかかってもやむを得ないかもしれない」

という物ごとの捉え方になるのですね。

「成功者」になるまでの時間感覚

を持っている人は、

別の分野で「成功」したいと考えた時に、

その見積もりを大きく外さない、大きく誤らない傾向が強いと感じます。

そして、数か月単位でなかなか上手くいかなかったとしても、

「単純に頑張りが足りていないのかもしれない」

ということを考えることができるのですね。

「成功者」になるまでの時間感覚

を実感として持てていない人は、

努力を続ける過程で、

「こんなに頑張っているのに……」

と早い段階で感じやすく、

なかなか上手くいかないと、

「やはり、自分には向いていなかった、上手くできなかった」

と早い段階で感じてしまいやすく、

挫折を感じるまでの期間が短くなってしまいがちです。

何か一つの分野で成功した人は別の分野でも成功し続ける、といったことが時折みられますが、

そのような人は、このような、

「成功者」になるまでの時間感覚

を持っており、

成功するまで必要な努力の量や必要な時間の見積もりを誤らない

という強みを持っているのかもしれないですね。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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