個人で財産を持ちすぎず、法人で財産を保護したい

不動産
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昨日のブログでも書きましたが、ミニマリストではないですが、やはり、個人で所有する物は最小限に抑えたいと考えるようになってきました。

これはいわゆる、筆箱などを初めとしたいわゆる日用品などもそうですし、家具などの比較的大きな物もそうですし、不動産のようにさらに大きな物もそうです。

まず、いわゆる筆箱などを初めとした日用品ですが、はさみなどの場合、勤め先で個人で支給されるところもあるようなので、そのようなところから必要な時に借りて使えばいいと考えれば、自分で買う分は最小限にとどめることができます。

このようないわゆる消耗品はお金を支払った瞬間から、無価値なものに変化してしまうリスクがあるため、できれば他人とシェアして使用することができたり、勤め先から借りてその都度使用することができるならばその方が良いと考えているところです。

そのような意味で、感染症対策などには気を配りつつも、シェアリングエコノミーにはさらに期待しています。

次に、家具などの比較的大きなものもなるべく個人では持たない方が良いのではないか、と考えています。

というのも、家具や家電はそもそもそれなりに値段がかかります。そして、値段をかけてその時の自分にとって最適な物をゲットしたところで、その家具や家電が時代遅れになってしまい、また数年後には買い換える必要性が生じる可能性があります。

そして、この買換の際に面倒なのは、かなり大きめの家具や家電の場合、そもそも捨てるのが大変という点です。

成人男性ならば大丈夫かもしれませんが、大型の冷蔵庫などは部屋の外に出すだけでも一苦労ですから、他人の力を借りるか、お金を払って外まで出してもらうかなどの手段を取らないと処分することがまず大変なのです。

したがって、最近はリース家具などを使って、要らなくなったタイミングで業者に引き上げてもらうというサービスを使うという手があると考えています。

もっとも、家具や家電のリースの場合、そもそも商品の種類が少なく、最新の機能を備えた家電を使用することが難しいという弱点があるので、比較的使用しにくいという懸念はあります。後は値段との相談になるでしょうか。

もう一つの方法としては、所有という意味では変わりませんが、法人で事業用に家具を揃えてしまうという方法があり得ると考えています。

こちらは税務対策が必要になってしまうので難易度は高いのかなと思うところはありますが、法人から個人に家具や家電を貸し付けるということは発想としてはあり得るかもしれませんね。

そして、不動産ですが、これもなるべく個人では所有したくないと考えています。

持ち家の場合は、固定資産税や修繕費などが経費で落とせないというのがまずあまり好ましくないと考えています。

次に、気になっているのが、個人で不動産を所有した場合に、個人が住所変更などをした場合に、その都度保有する全物件について住所変更の登記申請が必要になるため、登録免許税が追加でかかります。

私の場合は、まだいわゆる終の棲家のようなものを見つけているわけでは無いため、今後も何度も人生で引っ越しをする可能性があります。

したがって、不動産を所有していると引っ越しをするたびに、引っ越し代金のみならず、保有不動産についても住所変更を行うための登録免許税を支払い続けなければ行けません。

したがって、必然的に引っ越しをすることが重荷になってきます。

部屋の中に家具や家電が大量にあると、予算上引っ越し先の選択範囲が狭まりますが、それと似たような効果が生じるのです。

引っ越しのスイッチングコストが重いということはそれはそのまま、「人生を変えたいと願っているにもかかわらず変えることが困難になる」というリスクを高めることに繋がります。

部屋の中に何もなくとも、個人で不動産を所有しているとそのような負担がいつの間にか増えていきます。

また、不動産の所有者は必然的に社会的責任を負う立場にもなるため、紛争リスク、訴訟の名宛て人になるというリスクもあります。

このように、考えていくと、個人名義で不動産を所有することには一定のリスクがあると考えられ、個人でいくつも不動産を所有したいという気持ちにはとてもなれません。0か1ぐらいにとどめたいところです。

この点、法人で不動産を保有しておいて、本店所在地を一定の場所にとどめておけば、登録免許税もそこまでかからずに、資産を管理することができるようになります。

更に言えば、金融商品、金融資産もゆくゆくは個人で保有しすぎないようにしたいところです。

税制上恵まれている金融商品ならば個人で運用していくのもアリだとは考えていますが、今の税制がそもそもいつまで続くかは分からないです。急に課税強化がされてあまり旨味がなくなると言うこともあり得るでしょう。

そして、相続税がかかって国に財産が回収されてしまうところまで考えると、個人においても金融商品を持ちすぎず、運用額は最小限度にとどめておきたいと思うところです。具体的には多くても3000万円程度になるでしょうか。

以上から、身軽な生活をして、いつでも自分が望んだ方向に自分の人生の舵を切りたいと考えたら、全般的に個人で財産を保有しすぎないという視点が必要になってくるのではないか、と考えています。

そして、個人で財産を保有しない代わりに、できるかぎり法人で財産を保有し、それを管理するのです。

こうすることによって、財産、金融資本を個人ではさほど持っていないにもかかわらず、何もかもコントロールする権利のみを得ることができます。

お金は持っているだけでは意味がありません。あらゆる物、価値との交換を可能にする価値代替物の姿が貨幣であるというだけです。

したがって、そのお金をコントロールする権利を自らが持つようにさえなれば、たとえ、手元に何も財産を保有していなくともその人は裕福なのです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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