久々にオルゴールの音楽をしばらく聴いていました。
すると、
「ゆったりした時間を過ごせている感覚」
を感じるのです。
そもそも、オルゴールから出力される音楽は、速いテンポのものがあまり多くはないので、そう感じるのかもしれません。
例えば、テンションが上がる曲というのはテンポが速いものが多いですし、スピード感が早い人はそれを好むのかもしれません。
しかし、オルゴールの音楽のように比較的ゆっくりとしたテンポの曲は、「ゆったりと時間を堪能している」という感覚を味わせてくれます。
音楽によって、時間に対する感覚が変わるということは、
いつも聞きたがっている音楽の系統が、その人の時間に対する感覚、人生に対する感覚に左右されているのかもしれません。
「早く結果が欲しい」
と焦っている時には、テンションが上がるようなテンポが速い曲を好んでいることでしょうし、
「落ち着きたい」
と考えている時には、むしろ、逆にゆっくりできるようなテンポが遅い曲を好むことでしょう。
どちらがいいのか、という話ではないのですが、
ただ、普段はテンポが速い曲ばかり聞いているような人は、
オルゴールのようなテンポの遅い音楽を聴いていると、
どうしても、
「ゆったりとした感覚」
を味わうことになるので、
普段はスピード感が早い行動を行っている人であっても、
一度立ち止まって落ち着いて物事を考えることが可能になることでしょう。
普段はせっかちな人ほど、
このようなテンポの遅い曲
をたまには聞いてみるのが良いかもしれません。