投資においてよく言われていることとしては、
優良なファンドをバイアンドホールドし、そのまま何もせずに放置することが良い
ということですね。
自分の投資判断に自信がない人ほどこのような戦略を取った方が成功しやすい、
というわけです。
もちろん、自分の投資の才能や判断に自信がある人はこの限りではないのですが、
現実的に投資家の9割は負けると言われていることから、
自分にはそのような稀有な才能はなさそうだ
と考えておくことが無難であると言えるでしょう。
そうはいっても、
自分の握っている銘柄の含み益がどんどん減っていって、含み損が増えてしまうとどうしても不安になってしまう
というのが人情であるようです。
実際に、どんどん含み損が膨らんでいくと
「もう損切りしよう」
と思ってそのまま
退場
してしまう人もいるようですね。
しかし、そのような状況であっても淡々としていて、結局何もいじっていない人の方が最終的には儲けることができるようです。
そのような現実があることを考えると、
結局、投資にあまり関心がない人ほど投資で儲けられる
と言えそうです。
実際のところ、
投資に命かけています!
投資に人生をかけています!
という人は多くはないことでしょう。
多くの人にとっては投資というのは手段に過ぎず、
より自分の人生において優先したい事項
というものがあるようです。
そうであれば、
相当程度投資について勉強し、実践し、ある程度要領を得られるようになったら
他の自分の人生にとって大事なことに集中する
という頭の切り替えの良さが重要になってくるのでしょう。