ダメ元でもお願いしてみることの重要性

コミュニケーション

一般的に、一見無理だと思われることを、普通の人では思いつかない発想を持つ人がなしとげてしまうことってあります。

例えば、住まいにおける家賃の交渉により破格の条件で住むことができる人もいますし、勤め先において募集要項以上の就職条件をゲットすることができる人もいます。

また、自分の要望通りの商品を企業に作ってもらうこともあり得ます。

これらは、一見、その人がたまたま運良く手に入れることができた僥倖、ラッキーのように見えることもありますが、私はそれだけに限らないのではないか、と考えています。

結論から言うと、個人の目線では「ダメ元でも良いから自分の要望を相手に伝えお願いすることをその都度習慣づける」ということが重要ではないかと考えています。

例えば、私は今の勤め先に就職する前にいわゆる就活を行っていたわけですが、通常の採用のフローには入っていなかったのにもかかわらず、私の方から「お互いのことを知るには、このような会議室において堅苦しく話すだけでは足りなくて、お食事に行くことも重要ではないかと思っています」と申し向けたことで、実際に会食に連れて行ってもらって奢ってもらったことがあります。

確かに、交渉力が無いのにいちいち逐一ダメ元でお願いしてもダメなのではないかと考えてしまうときもあります。

しかし、基本的に、人間というのは他者に関して無関心、というのが原則ですので、黙っているだけで自分の要望を叶えてもらえたら良いなと考えるのは宝くじに当たるのを期待するのと同じようなものだと私は考えています。

相手が何も言わないのにその要望を適切に把握ししかもそれを叶えてあげることができる人というのはそれだけですでにレアな、稀少な存在であり、そのような人はそれだけでモテると思います。営業も上手いでしょう。

日本人は、特に女性に多い気がするのですが、「私の考えを察して行動して欲しい」という考えを持って相手にそれを期待する人が多いような気がするのですが、はっきり言わなければ周りの人は確信を持ってあなたの要望自体を把握すらできません。

要望自体を把握することすらできないのですから、その要望を叶えるという所までいきようがありません。

話は変わりますが、先日あったバレンタインデーに関連してネットを徘徊していたところ、知恵袋を始めとした質問コーナー、悩み相談欄において、「気になる人に本命チョコをあげてみましたがどうでしょうか? 他のチョコよりもグレードを上げたので本命だということは分かるのではないかなと思います。メッセージは特に書いていません。」というような趣旨のものを見ました。

私は女性なので、特に男性側の視点というのはよく分かっていない部分もありますが、メッセージカードで何も書いていないのにもかかわらず本気で調べないとわからないチョコの値段、グレードだけで本命チョコであることを把握して欲しいというのは相手の男性に期待しすぎではないでしょうか、と感じました。

そもそも、周りとチョコを比較するということ自体が確認に手間がかかって大変なのですから、義理チョコに混ざって渡した場合どのような趣旨でチョコを使い分けているのかという所まで考えるのは難しいと思います。

高級チョコだなとか、高そうだなとか、そういうなんとなくの印象ぐらいは分かるのかもしれませんが、だからといって「たまたま高級チョコとかも買うのが好きな人なのかもしれない」という発想を排除することはできません。

相手にその意図が伝わらないチョコのクオリティ自体に拘るのではなく、メッセージカード等において「これは本命チョコです」と明示的に示した方が明らかに話が早いです。あとは、受け手がそのメッセージの信用性を判断すればOKだからです。

なぜそのようなことをせずに曖昧なサインを発することしかしないのでしょうか?

思うに、「断られるのが怖い」というのが根底にあるのだと思います。

わかります。

しかし、上記に書いたとおり、黙って生きているだけではその人の要望を周りの人が把握することすら困難です。

要望を把握できないということは、その要望を叶えるか叶えないのか検討すらしてもらえないということです。

バレンタインデーの例でいくと、もともと全くその女性に関心の無い男性がいた場合、男性が「その女性が自分に好意を抱いている(=自分と付き合いたいと考えている)」ということを把握できなければ、その女性と付き合うのか、それとも付き合わないのかという判断を検討することすらありません。そのまま日常は変わらず、その男性は女性にさらなる関心を抱くこともなく自分の好きなことに時間を使っているでしょう。

政治の世界でも同様です。積極的に、政治に対して意見を出したり要望を出したり、時にはロビイング活動をしているような有権者と、かたや何もせずに投票にすら行かない有権者がいますが、政治家が後者のことを慮ることなどないでしょう。要望が不明である上に、票にならないのですから。

それにも関わらず、政治は変わらないからと要望すら発信しないのでは、現実は変わり様が無いと思っています。「どうせ要望を叶えてもらうのは難しいし」と考えて何もしないと本当に何も変わりません。せめて要望を発信する試みは必要になってくると思います。

このような「断られるのが怖い」問題も深刻ですが、それ以前に「そもそも自分の要望というのが不明」という場合もあると思います。

これは、わがままな要望を出すのは良くない(周りの人に迷惑をかけるかもしれない)という観念、発想から、雰囲気から「自分の持つ要望すらいつの間にかよくわからなくなってしまった」「どのような要望を出すことがあり得るのかが全く分からない、見当もつかない」という事なのだと思います。

このような場合、実際に要望を出している人などが周りにいて、リハビリを行う機会があると話は早いのですが、そのような事が難しい場合には、自分とのコミュニケーション、内省を繰り返すことによって自分の抱いている願望、要望を把握するという試みをまず意識的に行うことが重要になってくると思います。

私の場合、これを日記を記述することなどによって行っています。自分にとっての理想の生活とは何だろうか?今までの目標のままで本当に良いのか?世間的な価値観に縛られていないのか?ということを考えるようにしています。

このように、①自分の願望、要望をしっかりと把握する→②自分の要望を相手にしっかりと伝えるということが習慣づけられてきて初めて、「それは叶えられる」「それは叶えられない何故なら●●だから」というような他者からのフィードバックが返ってきます。

このようなフィードバックが繰り返されてその都度適切にPDCAを回すという対応を重ねることによって、③自分の要望を現実的に相手に叶えてもらえるという状態を恒常的に目指すことができるようになるのではないでしょうか。

このような、①②③の段階を人生において何度も何度も繰り返して行うことで、それが積み重なり、冒頭に書いたように、一見無理だと思われることを、普通の人では思いつかない発想を持つ人がなしとげてしまうという状況が生まれてくると私は考えています。

何事も、習慣、一事が万事なのだと思います。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人3年目。都心住まいの独身女性。

社会不適合者。
不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。
高校生の頃は家出経験も。
社会人になったら労働しなければいけないと気づき恐怖する。
経済的自由のため、初年俸1000万円overの企業に入社し社畜化。
生活費年100万円、手取り月収貯蓄率90%overを一時期達成。
2020年7月金融資産2000万円を達成。
2021年4月金融資産3000万円を達成。

普段は個別の人の状況に応じたコンサルティングを1時間につき11万円(税込)で請け負っています。

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INTJ型20代女性「美紀」が経済的自由を目指すブログ/Blog of an INTJ-type woman in her 20s, Miki, aiming for financial freedom.

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