2021年10月下旬からマイナンバーカードによる健康保険証としての運用が一部で始まっています。
私は先月時点で申込み済みです。
現在、対応している場所は、対応機関を確認すると判明するのですが、主に薬局のようです。
残念ながら私の行きつけのデンタルクリニックにおいてはまだ対応していないようなのでしばらくは健康保険証も持参する必要がありそうです。
もっとも、私の行きつけのデンタルクリニックにおいては、現金払いオンリーだったはずなのに、いつの間にか保険診療のクレジットカード払いも対応してくれていたので、
しばらくしたら対応してくれるのではないか、
などと淡い期待を抱いています。
(早く対応して下さいお願いします)
このようにまだまだ使いにくいところもありますが、今後の方向性としてはマイナンバーカードに個人の情報を集約化していくようです。
普段の生活において
マイナンバーカード+運転免許証+健康保険証+各診察券+その他身分証
辺りの物理的なカード等を財布の中に入れざるを得なくて、それゆえにより容量がとれる大きな財布を持ち歩く必要に迫られている方も居るのではないでしょうか?
物理的なカードが増えていくと、結果的に持ち物が増えてしまうので、大きなバッグを普段から持ち歩く必要が出てきてしまうでしょう。
マイナンバーカードによる情報の集約によって、この辺りの不便さを早く解消して欲しいというのが私の希望です。
特に、私のように都心に住んでいる方ですと、運転免許証を取得しつつも、全く車の運転をしていないといういわゆるペーパーゴールドの方も居ると思います。
身分証明書として要求されるので、要求される度に一応運転免許証を提示していますが、しかし、このためだけに運転免許証を携帯するのはちょっと・・・・・・と感じるところではあります。
しかも、引っ越しをする度に、いちいち各種の住所変更手続きをするためだけに時間や労力を取られてしまうのが個人的にはキツいと感じていました。
私自身そこそこ引っ越し回数が多いので、引っ越しの際に手間は多いと思います。
効果として、労力をつぎ込んだだけの追加の恩恵を受けることができるのならば良いのですが、こういった事務作業は良くて現状維持の効果しかないため、個人的には
人間が時間をかけてまでやるべき仕事ではない
と感じています。
そのため、マイナンバーカードに情報を一本化しようとする動きには賛成の立場です。
もっといえば、最終的には
物理的なマイナンバーカードも無くしてしまって、スマホなどをかざすことですべて対応できるようにして欲しい
という気持ちです。
ここ数年で、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードも物理的なカード無しに、スマホにおいてアプリをインストールしていれば使用することができるようになってきています。
同じような要領で最終的にはマイナンバーカードそのものも物理的な形状から非物理的な形態へ姿を変えて欲しいと考えています。
もちろん、スマホに情報が集約されればされるほど私たちのスマホ依存は更に加速されやすくなるでしょう。
スマホ依存はかなり強力なので、今のうちにスマホとの適切な距離感を保てるように個々人で何らかの対策を考えた方が良いと思われます。
このように、デメリットや懸念点はあるものの、しかし、IT化が進めば進むほど生活はますます効率化され、より大事なことに時間を使うことができるようになると考えられます。
このような、ITインフラの整備には今後も期待していきたいところです。