明日の自分=赤の他人と考えるべき

時間管理
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多くの人を悩ませているのは「先送り癖」だと思います。

例えば、仕事がちょこちょこ来たとして、「面倒だから取りあえず明日やろう」と思っていると、明日の自分に処理すべきタスクの負債を送ることになります。

そして、明日の自分が昨日の自分から送りつけられた仕事に苦しめられるのです。

このような先送り癖というのはずるずると続けていると、喩えるならば、夏休みの宿題を最終日にやるしかなくなってしまいます。

そして、夏休みの自分が送り続けたタスクの量が夏休み最終日の自分を苦しめるのです。

もっとも、夏休みの宿題は最悪「なんだかんだでできませんでしたー」と先生に言えば、その負債を踏み倒すことが可能です。

代償として、「この子は夏休みの宿題を計画的にできない子なのだな」という印象を周囲に与えます。

それに加えて、自分自身に対しても「私は計画的に宿題を進めることができないんだ」というセルフイメージを植え付けることになります。

上記のようなことで済めば良いのですが、物事はまさに一事が万事といわれるように、夏休みの宿題で計画的に物事を進めず、明日以降の未来の自分に頼りきり、負債を押しつけ続けるという悪い習慣が身についてしまうことにより、その人の人生全体に悪影響を与えることになります。

具体的には、クレジットカードの無計画な使い方などにもこれは及ぶでしょう。今の自分の気分だけを優先させ、未来の自分にカードの支払という負債を押しつけることによって、未来の自分がその支払の許容度を超えてしまい、最悪破産することになります。

夏休みの宿題を踏み倒すのは簡単でも、カードの支払義務を簡単に踏み倒すことはできません。財産を差し押さえられることなどもあり得ます。

しかも、カードの支払義務を怠っていると、当然与信が傷つきますので、「この人はお金を期限にちゃんと返してくれない人なのだ」と周りに思われてしまい、信頼を失うことに繋がるため、次に借り入れすることが困難になることはもちろん、そのうち段々親戚などに無心する羽目になり、人間関係をも失うことに繋がりかねないのです。

それはその人自身に対しても「自分がお金が足りなくて返済もろくにできず、親戚に無心をしているような人なのだ」という悪いセルフイメージを植え付けることに繋がります。

資産形成の文脈においても、このように、未来の自分に無用な負債を送りつけないように気をつけるということが重要になってくるのではないでしょうか。

老後2000万円などと言われましたが、正直なことを言うと、老人になった自分が一生懸命に働いて稼げば究極的に何とかできる問題ではあります。

すなわち、これは未来の自分に頼って、未来の自分に頑張らせるという選択をすることである程度なんとかすることは可能です。

しかし、老人である未来の自分は今の自分と同じだけの体力を持ち、年収を確保することって果たしてできるのでしょうか?ということを真剣に考える必要があります。

ほとんどの人はここで、老人になった自分の方が今の自分よりもバリバリ働いて年収を上げているという想像をしないでしょう。

すなわち、老人になった未来の自分は今の自分よりも体力などを初めとして劣っているであろうということをある程度想像できるのです。

そこまで考えて、ようやく、老人になった自分が今の自分と同じように稼げる可能性の方が低いのだから、若い今のうちに頑張って稼いで貯金しておいて、老人である自分の負担をなるべく減らしておいたほうがいいだろう、という判断ができるようになるでしょう。

すなわち、未来の自分のキャパをある程度予測した上で、未来の自分が処理しきれないと想定される負債を送りつけずに今の自分のうちにこの負債を処理しておくという判断が可能になるのです。

さて、問題はこれを老人になった遠い未来の自分と今の自分という数十年の長期スパンのみならず、明日の自分と今日の自分という比較的短期間のスパンでもしっかりと把握することはできているでしょうか??

例えば、今日貴方が8時間ほど集中して勉強することができたとします。勉強した達成感を味わっています。残りは明日やればいいやと思っているとしましょう。

さて、明日の貴方も8時間ほど集中して今日の貴方と同じように勉強を進めることが果たしてできるでしょうか?想像できますか?

ここにおいて、何も考えずに、「今日もいけたから明日もいける」と直感的に思った人は計画性という意味では危険だと私は考えています。

というのも、毎日同じ日が続くとは限らないわけです。

今日の自分が8時間ほど集中して勉強することができたのは、学校の授業が1回もなかったからかもしれませんし、たまたま仕事が一日なかったからかもしれないですし、たまたま家の中で家事をするべき時間が短かったからかもしれません。

果たして明日も全く同じシチュエーションなのでしょうか?

更に言えば、今日しっかりと時間を確保できたのは、昨日の自分が早めに寝て睡眠時間をしっかり取ったからかもしれませんね。もし、今日同じような寝方をしなかった場合、明日の自分も今日と同じパフォーマンスを発揮できるのでしょうか?

人によっては、天気によって体調が変わるという人もいるようなので、雨になると集中できなくなるという人もいるかもしれません。

これらは極端な例もあるかもしれませんが、明日の自分も今日の自分と同じように頑張ったり、パフォーマンスを発揮できる物だと想定しない方が無難であると言うことがわかるのではないでしょうか。

これは住宅ローンの返済についても似たようなことが言われますね。ボーナス払いに頼りすぎるなということはよく言われます。基本給はともかく、ボーナスは毎年同じように出るとは限りません。ボーナス払いに頼ると破綻しやすくなります。

今日起きていることと、明日起きることは違う可能性があるという前提で計画を立てるようにすることが、スケジュール管理において重要であると言えます。

更に言えば、今日の自分が楽をすると言うことは、未来の自分に負債を送り続けることになりますが、

これは本当で、今を楽して、先送りをすればするほど、未来の自分が莫大な負債を抱えることになり、そのうち破綻を迎えることになります。

人によっては、この負債を完全に踏み倒すことによって解決を図ることになります。そのような場合に出る行動は夏休みの宿題をついにはやらないことかもしれませんし、職場からのバックレかもしれません。

一見すると、負債を踏み倒すことによって何かが片付いたりはしますが、この負債を踏み倒したことによって機会損失は生じている可能性があります。

その機会損失があなたにとってたいしてものではないのであれば、負債を踏み倒し続けるという戦略をとることもありだと私は考えています。

負債を踏み倒して破産してしまうことによって再出発を開始するということは悪いことであるとは一概に言いがたいからです。

しかし、この負債を踏み倒さないでおくことが大事なことだといえる分野においては、なるべく普段から未来の自分に負債を送りつけないようにすることが重要になってきます。

老後の資産の問題については、お金の問題であるが故に、ほとんどの人が踏み倒すべきではない負債であると言えるため、この点を気をつける必要があると私は考えています。

そして、未来の自分に負債を送りつけないようにするために大事なのは、私の感覚的なものではありますが、明日の自分は飽くまで赤の他人であるかのように考えることです。

明日の自分が頑張ってやってくれるだろうという一種の甘えが明日の自分に負債を無駄に多く送りつけることに繋がるので、明日朝起きたときの自分は今日の自分とは全くの別人であると考えて、全くの別人である今日の自分からいきなり負債を殴りつけられる様を想像すると良いと考えています。

職場においても、いきなり新人に重いタスクを任せることがないように、同僚に対して仕事を無駄に多く押しつけると言うことが基本的にないのと同じように考えれば、未来の自分に対して無駄に多くの仕事を、負債を押しつけるのは気分的にかわいそうだとか、気が進まないという気持ちにならないでしょうか?

簡単に言うと、「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉よりも、「明日の赤の他人である自分に頼らない、負債を押しつけない」という気持ちで取り組む方が私の感触としては良いと考えています。

今日は面倒だからいいやと思っていても、どうせ明日にはやらないといけない事は、未来の自分に頼って押しつけるのではなく、今日の自分が処理することによって、先送り癖は少しずつ改善されるのではないでしょうか??

普遍的な解決方法では無いとは思っていますが、思考方法として、試してみることをおすすめします。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人3年目。都心住まいの独身女性。

社会不適合者。
不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。
高校生の頃は家出経験も。
社会人になったら労働しなければいけないと気づき恐怖する。
経済的自由のため、初年俸1000万円overの企業に入社し社畜化。
生活費年100万円、手取り月収貯蓄率90%overを一時期達成。
2020年7月金融資産2000万円を達成。
2021年4月金融資産3000万円を達成。

普段は個別の人の状況に応じたコンサルティングを1時間につき11万円(税込)で請け負っています。

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INTJ型20代女性「美紀」が経済的自由を目指すブログ/Blog of an INTJ-type woman in her 20s, Miki, aiming for financial freedom.

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