初めて英語を習うときに未来形で、「will」や「be going to」を用いることを知った記憶があります。
久々にこれらの用法に興味を持って関連サイトを眺めていました。
具体的には以下のようなサイトですね。
未来を表す「will」と 「be going to」。未来形としてこの2つをひとくくりにして覚えてませんか?
will と be going to の間には決定的な違いがあります。それはすでに決まっていた未来かどうかです。
https://www.qqeng.com/blog2/study/difference-will-begoingto.html
という解説から始まります。
さらに具体的な解説が上記のサイトでは載っていますが、
結論としては、
be going toは話している時点で決まっている未来、確証がある未来の予測です。
willはその場で決定した未来、意見や過去の経験にもとづく予想、強い意志を示しています。
https://www.qqeng.com/blog2/study/difference-will-begoingto.html
ということのようです。
コレを見て私が思ったことは、
どうにかして、ただの「will」を「be going to」に変えることができないだろうか?
ということです。
すなわち、willというのは意志にまつわる助動詞なわけで、願望とか、気持ちの上で「○○したいな~」と言っているに過ぎないんですよね。
願望、希望、妄想のレベルにとどまることも多々あります。
逆に、be going toの方は「私が○○するのは当然でしょ」というようなニュアンスが含まれていて、
現在の地点にもかかわらず、既に未来が起こっている、ということです。
更にわかりやすい画像がありました↓
「ぐうたらしていて、今掃除すると決めた左のネコ」と、「掃除用具を片手に前々から準備をしていた右のネコ」を見比べてみると、明らかに未来が異なっていそうですよね。
「なるべくしてなった未来」のニュアンスがbe going toには強くありそうです。
be going to という単語の組み合わせがそもそも、もう特定の方向へ既に向かっているというニュアンスをはらんでいるので、
「そりゃそーだ」
という所もあると思います。
したがって、なんとなーく思いついた「未来がこうなったらいいなー」という漠然とした気持ちを如何に確定的な未来に変えてしまうのか、すなわち、willをbe going toに変えてしまうのか、ということが、目標達成の確度を高めると言うことなのかもしれません。
そして、その際にやはりキーポイントとなるのが、習慣化でしょう。
習慣というのは意識的な努力無しに行動や思考を無意識に行うことができる状態を指すため、特定の未来を実現させるための行動や思考が既に習慣化されている場合、上の画像の右側の猫のようになんとなく生きていても無意識に行われる習慣の力によって、現在の地点にあるにもかかわらず、未来の状況をおおよそ決めてしまうという効果を持ちます。
例えば、片付けをする場合等であっても、既に何度も片付けを行っており、そのやり方も事前準備の方法もすべてノウハウとして蓄積されていてもはや片付けが習慣と化している人とそうでは無い人であった場合、着手するまでの早さも違うでしょうし、片付けを完遂できる可能性は全然違うでしょう。
他の例で考えると、資産形成の場合であっても、
ここまで行動が最適化されている人は、もはや資産形成できるのは時間の問題でしかない
と言える状態にまで至っていることがあります。
資産形成を行う為に必要になる行動習慣や思考習慣が完全に習慣化されているわけですね。
他には、難関の試験に合格しそうな人もそうでしょうか。
周りから見て、「あいつは今年受かるだろ」と言われているような人です。
このような人も合格に必要となる行動習慣や思考習慣が既にできあがっている状態であり、もはや試験の日さえ来れば合格できるのは当たり前という状態まで仕上がっています。
このように、結果を出すべくして出す、という状態にまで持ってくるのが willをbe going toに変えてしまう 力なのかもしれません。
そして、結果を出すべくして出すという状態にまで持ってくるために必要なのが、結果を出すために必要な行動を繰り返し行い続けることができる状態であって、この状態を目指して必要なことを習慣化することが大事になってくるのではないでしょうか。
このようなプロセスを人生の中で自分の目指す姿に応じて何度も何度も行う事ができる人こそが自分の未来を be going to とすることができるのであり、そのための力が習慣化の習慣化であると考えられます。
willをbe going toに変えてしまう 力 によって、自分の人生すら流されないようにして、運命を自分で創り出してしまうことが可能になるわけですね。