以前に以下のような記事を書きました。
すなわち、
もし、あなたが年収を高めたいと考えているならば、基本的にやるべきこととしては、抽象的には
顧客リストに記載されている名前の数を増やす
ことになります。
したがって、平時から顧客リストの開拓を行うことが重要になってきます。
しかし、顧客は多ければ多いほど良いとは限りません。
顧客とのコミュニケーションが何かしらのタイミングで必要になる場合、
顧客リストに記載されている名前が多ければ多いほど時間を取られる可能性があります。
このような状態になってくると、
年収が高いが自由な時間が全然ない!
という状態になりがちです。
そして、
「でも、こうしないと年収が上がらないし」
「でも、こうしないと今の年収を維持できないし」
と思いながら、その状態を放置していると、
時代の流れにすっかりと取り残されてしまう
ということになりかねません。
そして、顧客リストに記載されている名前もずっと安泰、というわけにはいかないため、
急に顧客リストがゼロになってしまう
というリスクもあるのですね。
顧客リストに記載されている名前の数が多ければ多いほどあなたの年収は上がりやすいですが、その客単価、時間単価を意識する必要があります。
そして、顧客リストに記載されている名前の中で、
比較的客単価、時間単価が低いところは損切りして、客単価や時間単価が高い顧客のみに集中して、残りの時間を新しいことに投資するという判断も時には大事になることでしょう。
こうして、人間関係のリバランスを行うことによって、より重要な活動に時間を割きやすくなることでしょう。
例えば、転職などで言うならば、
「月300時間労働で年収2500万円の職場から、月150時間労働で年収2000万円ほど得られる職場に移る」
といった判断なども時には必要になることでしょう。
こうすることである程度の年収を維持しながら自由な時間を確保しに行くことも重要です。
自営業者の場合は、
それぞれの時間単価や客単価を計算の上で、異様に時間単価や客単価が低い顧客がいた場合、その顧客との関係を見直すことができると新しい道が開けることでしょう。