「やらなければならないこと」
というのは私たちのテンションを大いに下げるものです。
「やらなきゃ」
そう思えば思うほど、
「取り敢えず明日やろう」
とか
「取り敢えず、来週やろう」
とか
「取り敢えず、来年から……」
とズルズルと考え始めてしまい、
いつの間にか、結局やっていなかった、
という事態に陥ってしまうこともよくあるものです。
そういう事態を避けるためにも
無心でやらなければいけない環境に取り敢えず行くことが大切
なのですね。
「ここだったら取り敢えず手を付けざるを得ない」
という場所や空間があれば、どうにか物事に着手することが可能であり、
その後の作業も何とはなしに進んだ、という経験を持つ人は多いでしょう。
無心で取り組むことは重要で、集中して仕事や学習に取り組むことで、効率的に成果を上げることができます。
特に、以下のような環境を整えるとはかどりやすくなることでしょう。
- 環境を整える:静かで集中できる場所を選び、必要な道具や資料を準備します。外部の騒音や他の気が散る要素を最小限に抑えることが重要です。
- スケジュールを作成する:小さなタスクごとに時間を割り当て、優先順位をつけてスケジュールを組みます。このスケジュールに従って進めることで、無駄な時間の浪費を防ぐことができます。
- 目標を設定する:具体的な目標を設定し、それに向かって取り組みます。目標が明確であれば、やるべきことに集中しやすくなります。
- ディストラクションを排除する:スマートフォンやソーシャルメディアなどのディストラクションを最小限に抑えるようにします。通知をオフにする、一時的にインターネット接続を切断するなどの方法が有効です。
何かを行うためのノウハウは数多くありますが、
取り敢えず、
無心でやらなければいけない環境に行くことが大切
なのは変わりません。
この小さなハードルを越えられるのか、
それとも越えないのか、
人生というのは本当にちょっとしたことで大きな差がついてしまいます。
取り敢えず、何かやってみるのか、やらないのか、
この決定によって、運命が分かれるのですね。