一般的に、
「家賃は手取りの3割まで」
などといったことが言われますよね。
それもあってか、ある程度高い年収をもらえる職場に行った人の中には、
「年収1000万円以上あるから家賃は20万円!」
などといったことをする人がいるらしいです。
もちろん、都心の家賃はかなり高いので家族持ちであればこのくらいの賃料でなければ厳しいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そういった事情なく、やたらと高い家賃を支払ったりするのは、厳しい場合があったりします。
何故ならば、高年収を約束してくれる勤め先に入社できたとしても、
鬱になるリスク
というのは排除しきれないからです。
鬱になるリスクは、おそらくクビになってしまったり、リストラになってしまうリスクよりも高いでしょう。
入社直後にイケイケだった人が数年後にバーンアウトするといったことも私自身良く見てきました。
鬱になるとその後退職せざるを得なくなる場合も多いので、収入もそのまま激減する場合があります。
そうなると、
メンタルで休職して、高額な家賃負担で更に病む
といった悪循環に陥る可能性が高いです。
このようなリスクはどのような職場でも理屈上あり得ることです。
したがって、
そもそも、高額な家賃負担は可能な限り避ける
といったリスク管理が非常に重要です。
どうすれば可能な限り避けることができるのか?については一定のノウハウが必要になるのでまずい状況になる前にまずは勉強しておきましょう。
厳密に言えば、家賃に限らず、通信費などの固定費全般は低めに設定しておくことが最重要です。
これができるだけでもあらゆるリスクが軽減できます。
最近は、高収入を得られるような職場もぽつぽつと増えてきているようですが、そのような職場に行けたとしても、あなたがその収入を維持できるとは限りません。
職場との相性は入社してみないと実際にはわからないです。
「年収1000万円以上あるから家賃は20万円!」
という感じで労働によって高収入を得られそうだと思うとテンションが上がってしまって、そのまま大量の支出をし始める人は多いですが、
そもそも、労働収入で得られた分から基礎的な生活費を賄うという発想そのものがあまりよくないです。
むしろ、リストラになろうが、鬱になろうが生きていけるように、資産所得の範囲内で暮らす、すなわち、経済的自由を達成してしまうことの方がはるかに重要でしょう。
いわゆる、高給激務の職場についている人は、
手取り月収貯蓄率90%以上などを目指せる立場にあるでしょうから、まずは足場を固めることが重要です。