目標を達成したいと思っても、なかなかモチベーションが続かないことがあります。
「今日は疲れたから」
「今日は何となくモチベーションが続かないから」
といった理由は簡単に思いつきますが、
それゆえに、多くの人は、
「今日はいいや」
という誘惑にかられやすいのです。
この湧き上がる誘惑を乗り越えられるような人にならないとあらゆる種類の目標を達成することは困難です。
ここでは、ソーシャルゲームのフレンド機能から得られる教訓を活用して、目標達成のモチベーションを維持する方法について考えてみましょう。
フレンド機能がモチベーションを高める仕組み
スマホを中心に最近流行っているソーシャルゲームでは、フレンド機能がついているものがあります。
このフレンド機能は、同じゲームをやっている他のプレイヤーと一言で言えば協力するシステムです。
フレンド機能はゲームをより効率よく進める手段であると同時にゲームをしっかりやるモチベーションを高める機能を有していることが多いです。
昔のゲームは、
「近所の顔見知りの友達と遊ぶ」
という形で、フレンドを作っていましたが、
最近は、
ネット上に自身を特定できる番号などを載せることで、フレンドを見知らぬ人から募集することが可能です。
そして、多くの場合、このフレンド機能でフレンドになることには上限があったりします。
そのため、多くの人は見知らぬ誰かとフレンドになる際には、
「できれば、自分に利益をもたらしてくれるような人とフレンドになりたい」
と考えるようになります。
そして、フレンドが
「この人は、最近ログインしてないみたいだな」
とか
「あまり、このゲームに夢中な人ではなさそうだな」
とか
「約束を守ってくれる人ではないのだな」
と感じると、
フレンド切り
という形で、その時点でお付き合いが終了することになります。
これは、RPGなどで連れていけるパーティーの人数が限られているときと同じ現象です。
連れていけるパーティーの人数には限りがあり、それゆえに、
厳選
が行われるわけです。
この仕組みによって、自分の行動によってフレンドからの評価が左右されることになります。
例えば、より良いプレイをできなくなってしまうと、
「この人はもういいや」
と思われてしまい、
自分が「この人とのフレンドを維持したい」と考えていたとしても、
相手がそう思わなくなってしまうと、付き合いが終わってしまうのです。
かつては、
「この人とは普段からお世話になっているし」
とか
「他のゲームでもこの人と遊びたいし」
といった特定のゲーム以外の要因(リアルの繋がりの強さなど)によって、多少のミスや約束破りなど信頼性が低下するような行動が多少あったとしてもそれによってフレンド切りされにくかったのですが、
オンラインで全世界でフレンド募集が可能になったがゆえに、あまり真面目に活動に取り組んでいないと思われると、
「あなたとの付き合いはもういいです」
「他の人との付き合いを優先します」
といった話がされやすくなってしまったとも言えるでしょう。
それゆえに、オンラインでつながった目の前にいないフレンドと付き合いを継続するためには、
そのフレンドにとって役に立つような行動は何か?
と考えて、活動に真摯に取り組むことが重要になっています。
この仕組みが、プレイヤーのモチベーションを高める一因とされています。
あなたも、自分の行動によって他人からの評価を受けることで、モチベーションを高めることができるのではないでしょうか?
それゆえに、
何かに取り組む際には、
「私は○○を頑張っています、これからも○○を頑張るつもりです。」
ということを周りに宣言し、実際にできなかった場合には、最悪付き合いが終わってしまう、といった人間関係のシステムを創ることが重要でしょう。
顔見知りの人ならばある程度ミスがあっても許されやすいので、ハードルが低くおススメです。
逆に、オンラインでつながっている人からの評価はかなりシビアな場合が多いため、ハードなプレッシャーを受けないと怠けてしまってどうも厳しいという感覚の人は、オンラインで
「私は○○を頑張っています、これからも○○を頑張るつもりです。」
といった宣言を行うことが重要でしょう。
まとめ:フレンドの存在が効果的なモチベーションツール
高いプレッシャーを伴う反面、目の前にいないフレンドとの約束が、目標達成のモチベーションを高める方法として有効です。
具体的な成功事例から学び、自分の目標達成に活用してみてください。
あなたも目の前にいないフレンドの存在が、努力を報われるものに変える手助けをしてくれることでしょう。