「思い立ったが吉日」
という言葉がありますよね。
これは、
物事を始めようと思ったときはすぐに実行した方がよいという意味のことわざ
であります。
どうせならば、そのようなタイミングで始めた方が良いというニュアンスでとらえている人も多いかもしれません。
しかし、個人的に感じることは、
「思い立ったが吉日」
のタイミングを過ぎると、
「上手くできない」
といった状態になるのではなく、
「いつの間にか忘れていた」
といった状態になることの方が多いと感じます。
すなわち、
「あ、あれやらなきゃ」
とか
「あれやってみたいな」
といったことを思った瞬間にすぐに行動に移せないと、
その直後に突然の電話などがかかってきて、
「今から○○やってくれない?」
などといったことを頼まれたりとかしている間に、
「あ、あれやらなきゃ」
とか
「あれやってみたいな」
と考えたことをすっかり忘却してしまう可能性があるのですね。
このような経験を持っている人もいるのではないでしょうか?
行動力がある人は
やった方が良いことをそもそも忘れる前にやる
ということができている人です。
そして、行動量がない人というのは、その逆で、
やった方が良いことをいつの間にか忘れてしまっている
という状態になっていることが多いです。
忘れてしまったら行動も何もないですよね?
そういう意味で、
思い立った時にあなたがやらなかったことはもう二度とできないかもしれない
ということなのです。
このような危機感を普段から持っている人は、
「取り敢えずメモしておくか」
とか
「取り敢えず、●だけはやっておいて続きは忘れないようにしよう」
とか
「リマインドを設定しておくか」
といった軽めの行動によって、次に2歩目の行動に移る前の伏線づくりに励んでいたりするのですね。
思い立った時にあなたがやらなかったことはもう二度とできないかもしれない
という危機感を抱くことは重要です。
人生は短いものであり、機会を逃すと後悔することがあります。
新しいことに挑戦し、思い立った時に行動することは、成長や充実感を得るために重要です。
思い立ったら、躊躇せずに行動することが、豊かな人生を築く一歩となることでしょう。