【第1155号】変化のためのスイッチングコストへの意識

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「○○を変えた方がいいことはわかっているが変えられない」

ということで悩み、苦境に陥っている人はたくさんいます。

例えば、

「今の勤め先はブラック企業的な風潮があるため、辞めた方がいいことはわかっているがそれができない」

という状況などがこれに当たることでしょう。

この場合、

思い切って退職する

とか

もっと良い勤め先に転職する

などの選択肢があるはずなのですが、

「でも、今退職すると貯金がなさすぎて生活できん」

とか

「どこが自分にとってより良い勤め先なのかがよくわからない」

などとの理由で、自分の状況に変化を起こすことが難しいと感じている人はいます。

他の例で言えば、

「今の住まいから引っ越した方が良いことはわかっているがそれができない」

という状況もそうでしょうか。

こちらの場合は、

引っ越しのための初期費用が高すぎて支払うことができない

とか

自分にとって良い住居がそもそも見つからない、どこがそうなのかもよくわからない

といった状況が考えられます。

変化を起こした方が良いということはなんとなくわかっていても、

具体的にどこを目指すべきなのか、

どの程度の変化のためのコスト、すなわち、スイッチングコストを支払う必要があるのか、

ということを考えるだけでも、

「億劫」

だとか

「ちょっと難しいかも」

という気持ちになってしまうことでしょう。

このような状況に陥ると、何かを変えたくてもなかなか変えにくいという苦境に陥る可能性が高まります。

これを事前に防ぐためには、

変化のためのスイッチングコストを意識する

ということが必要でしょう。

例えば、普段から生活防衛資金を貯めておいて、

「取り敢えず、今の勤め先を退職することは可能である」

というレベルには貯金をしておく、とか、

「取り敢えず、引っ越しのための初期費用は支払うことは可能である」

というレベルに貯金はしておく、といった行為です。

逆に、

スイッチングコストを上げてしまう行為などを事前に防いでおくということも重要でしょう。

例えば、解約に大きな制約がある契約はなるべく避けた方が良いです。

例えば、Wifiの〇年縛りとか

家賃の短期違約金の縛りとか、

がこれに当たりますね。

できる限り、身軽な状況になることを意識し、

変化のためのスイッチングコストをいかに減らすか

という問題意識を普段から持っておくと、

いざという時に苦境に陥ってしまってそこから抜け出すことが難しいという状況そのものを避けることが可能になります。

世の中には

「なんだかんだでうまくいっている」

「なんだかんだでまずい状況を回避している」

ように見える人がいますが、

彼らの場合はこういった苦境をさりげなく回避することが得意な場合があります。

そのための前提として、

変化のためのスイッチングコストを普段からなるべく下げる

ということを心がけている場合があるのです。

これは傍から見るとかなり見えにくいものではありますが、

ちゃんとやっているひとはやっているのです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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ビジネスでは、ファーム内で全パートナー分を凌駕する新規顧客獲得の営業実績を持つ。
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