【第1194号】基本的に、株高のタイミングでFIREは決断しない方が良い

リフレーミング
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今年はかなりの株高だった影響もあり、

「リタイアします!」

とか

「FIREします!」

といった宣言をする人が多かった印象です。

そのような人が出現したのを見て、

「いやはや、歴史は繰り返すなあ」

と感じました。

要するに、

「株高のタイミング、市況になると、調子に乗ってそのままリタイアしたがる人が増える」

という現象があるのです。

実は、これは近年ですと、2021年の後半にも同じような現象が見られました。

特に、2021年11月ごろは、一気に手持ちの株の評価額が増えたという人が続出したのもあってか、

「このままリタイアします!」

と宣言した人も多かった様子。

因みに、その後2022年の1月から市況が非常に不安定となり、評価額が一気に急降下した人も多発しました。

その影響もあってか、

「FIRE卒業」

というワードを用いる人も出てきて、再び労働する人も出てきました。

リタイアするタイミングというのは実際のところかなり重要だと言われており、

リタイアした直後に株価が下がると損しやすいということや純粋に不安になりやすくなるというのがあったりします。

そして、多くの場合、株価が上がりすぎた後にはその反動がくるため、

株高のタイミングで、

「最近どんどん儲かっているからリタイアしよう!」

と決断すると、

リタイア直後に反動が来てしまうということもよくあるのです。

そのため、

基本的に株高のタイミングでリタイアを決断しない方が良い

と考えられます。

むしろ、株が低迷している時やさほど評価額が伸びていないタイミングで決断した方が良いかもしれないとも考えられます。

この場合は慎重になりすぎて結果的に決断できず、結果的に株高の時でないと決断できなかったという人も現実的には多いかもしれません。

このような悩ましさはありますが、

残りの寿命が比較的多い、とか、一応まだ働けるけどどうしようかな、とか、そういったことを考えている人の場合、

株高のタイミングですぐに決断するのではなく、

「もう少し様子を見てみるか」

と考えても良いかもしれません。

1回目の株高のタイミングであえて決断を先送りにすると、

次の暴落を経験した後に2回目の株高のタイミングが来た時に決断することも可能になるため、

「暴落がもう一度来たらああしよう」「こうしよう」

といった自分自身の経験に基づいたシミュレーションも可能になります。

また、

「一応、リタイアできそうだけどもう少し様子を見ておくか」

という精神状態になった後に、周りを見渡すと、

心に余裕のある状態で物事を見ることができるようになってくるので、

その際に、

「今までの自分では気づくことすらできなかった」

という新しい発見を行うことが可能になります。

初めて株高を経験した人はどうしても調子に乗った決断をしがちですが、ここで敢えて落ち着いてみることが重要です。

「人生には調子の良い時期とそうではない時期が存在する」

そのような波の存在を意識し、未来を予測しながら決断や行動をしましょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
投資歴7年。タロット占い鑑定歴12年。
都内在住、マッチングアプリ上位0.X%の人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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20代で役員のオファーを受け就任。

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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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