年末年始の過ごし方というのはその人の個性が出やすいです。
慌ただしく仕事納めをし、
遠くまで帰省をし、
慌ただしく年賀状を出し、
大晦日を過ごし、
初詣に行き、
……
などなどやることが多い人もいることでしょう。
このような定型的なイベントを楽しく過ごせる人もいれば、
「周りに気を使って合わせているけれども、実は本心では年末年始のイベントはあまり好きではない」
という人もいます。
このような人は、「義務感」で「毎年当たり前だとされていることをこなす」ということを続けているので、
気が付くと、
「なんだか疲れたけれど、いつの間にかお正月が終わってしまった」
と感じて、
「なんだか疲れが取れるどころかむしろより疲れたけれども、明日から年明けの仕事だ」
と毎年のように感じている人もいるかもしれません。
そう、その年の暦にもよりますが、
「年末年始にまともにイベントを過ごそうとするとかなり疲れてしまう」
とか
「むしろ、年末年始にやるべきとされるイベントをこなすと疲労困憊となってしまう」
という人も実は世の中には結構います。
もちろん、体力のある人は年末年始のイベントをすべて難なくこなし、気持ちの良い新年を迎えるのかもしれませんが、
「そこまでの体力がない」
という自覚のある人は、
「年末年始だからといって実は特別なことをする必要はない」
ということに気付くことができると、年末年始の過ごし方が一気に変わるかもしれません。
最近は個人主義の人も増えてきたので、
「年末年始だからといって、特別な過ごし方をしない」
という人も増えてきています。
別に年賀状も出さないし、
帰省もしないし、
初詣にも行かないし、
といった方々です。
もちろん、このようなイベントを過ごすことによって得られるとか維持できる人間関係も存在するかもしれませんが、
それ以上に「毎回疲労困憊となってしまう」「年末年始を過ごすとむしろ疲れてしまう」と感じる人は年末年始の過ごし方を再考してみてもいいかもしれません。
「年末年始には○○をしなければいけない、するべきだ」
というのはあなた自身が持つ固定観念でしかない可能性があるのです。
年末年始だからといって特別なことをする必要はない
のです。