客観的に見ると、どんな人に対しても、
「一定の良さそうなこと」
も起きますし
「一定の悪そうなこと」
も同じような頻度、程度で起きるものです。
もちろん、生まれた国、時代、などによってこのような幸運に見える出来事、不運に見える出来事、が起こる頻度・程度というのは変わってくるかもしれませんが、
そうであっても、客観的に見ていると、
同じように何らかの幸運や不運に見舞われていることが多いです。
しかし、その出来事に対して、どのように捉えるのか、どのように行動するのか、のよって、同じような出来事が降りかかったとしても、その後の顛末は異なります。
特に、どんどん悪い結果を呼び寄せてしまう人の特徴として、
「変化を怖れる」
とか
「変化を拒絶する」
というものがあります。
例えば、仕事においても一時的に売上げが落ちることもあるかもしれません。
そのような現象が起こったとして、
「そういえば、○○にも対応しなければいけない」
と現実を直視できる人もいれば、
「いやいや、自分のやり方は間違っていないはずだ」
と過去の栄光にすがってしまう人もいます。
後者は変化を拒絶しているので、
環境の変化に応じた対応がどうしても遅れがちです。
そのため、いつの間にか、
「世の中に置いて行かれる」
という形でそのまま凋落してしまうのです。
「昔の方が良かった」
とか
「今のやり方の方がいい」
と考えることは自由ですが、変化を怖れてしまう人、現状のやり方に固執しすぎてしまう人は、
そのまま「ずっと調子が下がったまま」になってしまうリスクがあります。
逆に、
「○○というのが起こったのは、何か自分に変化のきっかけを与えてくれたに違いない」
と考えられる人は、変化にも柔軟に、前向きに対応できるので、環境の変化に対応しやすく、そのまま良い運に恵まれやすくなります。