【第1265号】人間関係は、志(Why)のレベルが違いすぎると話が合わなくなる

コミュニケーション
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何かを目指そうだとか、何かを達成しようとするときには、

目的

動機

というものがついて回ります。

この

Why

の部分ですが、もちろん、人によってその中身は異なってきます。

しかし、大きく分けると、

①物質的な欲望(金が欲しい、豪邸に住みたい等)

②承認欲求を始めとする自分のための欲望(自分が優秀であることを知らしめたい、他者に「すごいね」って言われたい等、とにかく自分の安全を確保したい等)

③利他精神、社会貢献の気持ち(世の中をこのように変えたい、特定の分野に貢献したい)

あたりに分けられるのかな、と考えられます。

そして、大きく言うと、①から③に近づくにつれて、いわゆる、

「志が高い」

と言えるような精神状態になってくるでしょう。

そして、

志のレベルが違いすぎる人とは仲良くなりにくい、という傾向にあるようです。

例えば、①を原動力に物事に取り組んでいる人は、③の人に対して「なんだこいつ……」「意識が高くて受け付けない」って思いがちでしょうし、

③の人は反対に、①の人に対して「まだ、金が欲しいとか、モテたいとか、俗っぽいこと言っているの?早く卒業すればいいのに」とか②の人に対して、「まだ自分のことを自慢したいとか言っているの?」などと感じるでしょう。

とはいえ、③の人の場合、①や②の段階を経て③の状態に至っている場合もあるので、①や②の人を見ていると、

「昔の自分を見ているようだ(今はもう卒業したけど)」

といったタイプの感想を漏らす場合もあるようです。

このように、志のレベルが違いすぎると、

価値観が合わない

とお互いに感じる場面が増えてきます。

そして、結果的に仲良くなったり協力し合うことが難しくなってしまうのでしょう。

はじめて人と会う時には、

「一応会話は成立していたはずなのに、なんか微妙だった」

とコミュニケーションがしっかりとしているように見えていても、

志(Why)のレベルが違いすぎると何かを協力して行おうとするという話になりにくいです。

これは、転職や恋愛の場面でも似たようなことが言えるでしょう。

仮に、スペック的には、能力的には、一見釣り合っているように見えても、何かを一緒にやっているようなイメージがお互いに湧かないのです。

人の協力関係というのは

「利害関係の一致」

があれば、一応成立はしますが、志までカチッと嵌まっていないと、

「なんか、違うとは感じてはいるけど、取り敢えずメリットはあるので(離れてしまうとデメリットが生じてしまうので)一緒にいる」

という程度の関係で終わってしまいます。

真の協力関係を他人と結びたいと考えている場合には、

「志のレベルがどこまで一致しているのか」

という点に着目するのが重要なのでしょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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