同じ対象であっても、
「今は本気を出すべきではない」
「今はエネルギーをたくさんかけて取り組むべきではない」
時が存在します。
それは、
例えば、
「タイムを争う必要のないランニング」
などもそうかもしれませんし、
「数日後に大掃除する予定がある場所の掃除」
なども当てはまるかもしれません。
一般的には、
「どんな対象であっても頑張って取り組む」
ことが良いとされることが多いですが、
私たちの人生やエネルギーは有限であることから、どんなときにも、どんな対象であっても、常に全力投球をしてしまうと、あっという間にエネルギーが枯渇してしまいます。
お金の使い方も、時間の使い方も、エネルギーの使い方も、メリハリが重要です。
それゆえに、
たとえ、同じ対象であっても、
「今は本気を出すべきではない」
「今はエネルギーをたくさんかけて取り組むべきではない」
という場合が存在します。
確かに、
「常に120%、全力!」
をモットーに頑張っていくことができる人はそれでも良いのですが、
どこかで健康に影響が出たり、力が枯渇してしまう事態に陥るリスクが存在することには注意が必要です。
それゆえに、
「今はエネルギーをたくさんかけて取り組むべきではない」
と言えるのは、いつなのか、今はそうなのか、そうではないのか、
それを判断できるようになることが重要でしょう。
「今はエネルギーをたくさんかけて取り組むべきではない」
ということが把握できるだけでも、長期的に見て心が安定しやすいですし成果が安定しやすくなります。
もちろん、永遠に頑張らない、というのはおススメできませんが、ついつい頑張りすぎてしまう人はこのような視点を頭に片隅に置いておくとよいでしょう。