進化キャンセルと呼ばれる手法がゲームの中には存在します。
有名なのはポケットモンスターシリーズにおける「Bボタン連打」でしょう。
進化キャンセルとは、ポケモンが進化する時に、進化をやめさせること。
ポケモンが進化しそうなとき(様子が変わり始めたとき)にBボタンを押すと、ポケモンはびっくりして進化をやめてしまう。これを進化キャンセルという。同じくポケモンの進化を防止するシステムとしてかわらずのいしが存在する。Bボタンによる進化キャンセルとかわらずのいしでは効果範囲が微妙に異なり、片方しか効果が無い進化条件もある。また、進化キャンセルを行う場合でも進化の演出は途中まで見ることになるが、かわらずのいしを持たせていれば進化の演出自体が無くなるという違いもある。
https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AB
進化キャンセルは、
様子が変わってしまう、「進化」してしまうことによるデメリットを回避することが可能なのですね。
ゲームの演出上、基本的には、
特定の画面になったタイミングで「Bボタンを連打」することが重要になっているわけです。
うっかり放置して、何もしない状態でいると、勝手に「進化」してしまうのですね。
これは、例えば、日常生活においても、
「夏休みの宿題まだ残っているけど、取り組むのがめんどくさいな」
と思いつつも、何もしないでいると、
「いつの間にか夏休みが終わってしまう」
ということが起こってしまい、
「今更取り組んでもどうしようもない、取り返しのつかない状態」
に「進化」してしまうのです。
このような不本意な「進化」を防ぐためには、
「夏休み最終日までにやらないといけない締め切りを数日先までに延ばすように交渉する」
などといった
Bボタン連打による進化キャンセルと同じようにひと手間かける必要が出てくることでしょう。
このような
「ほんのひと手間」
であっても、
「めんどくさい」→「取り返しがつかない」
への「進化」を防ぐことが可能なのです。
何らかの事情で、
「めんどくさくて、今はどうしても、取り組めない」
という状態に陥ってしまった場合は、
取り敢えず、
Bボタン連打による進化キャンセル
のように、
たとえ、その場しのぎであっても、なんとか措置を行うことが重要になってきます。
「取り返しがつかない」
という事態になってから対処しても意味はありません。
多少、大変でも、
Bボタン連打による進化キャンセル
だけでも、
せめて行っておきましょう。
これは、借入金返済などの文脈においても同様です。
上手く使いこなすことができれば、なんとか耐えきることができます。