何かに対して、挑戦を行う人が覚悟しなければいけないことは
「報われない時間」
がつきものであることです。
例えば、難関資格に挑戦する場合、
「頑張っているのに何年かかっても受からない」
という事態は頻発します。
例えば、昔は、司法試験に受かるまで10年以上費やした人も結構いましたが、
彼らにとって、合格するまでの10年間は
「報われない時間が続いた」
という感覚でしょう。
早く受かっていく人であっても、
2年はかかるわけですから、
その間は、
「結果が出ない」
という状態であって、
「報われない時間」
を過ごしている、と言えるでしょう。
このように、その期間が長くなるのか、短くなるのかはケースバイケースであるものの、
何かに挑戦するということは、
「報われない時間」
が同時に訪れるということを覚悟する必要があります。
一般的に、大きな挑戦をする場合であればあるほど、
「報われない時間」
というのは長くなる傾向にありますし、
長くなればなるほど、
挫折してしまう人が続出します。
このような状態になると、最終的には、
「報われない時間を過ごしながらもずっと挫折をしなかった人が勝利する」
という状態になるでしょう。
それゆえに、
完全な挫折だけは避ける
ということは非常に重要になってきます。
すなわち、
「報われない時間」との向き合い方
が重要になるでしょう。
これは慣れの問題もあるので、
小さなことから挑戦を行い、
「報われない時間」に対して、徐々に長くなっても耐えられるように訓練を続けていって、慣れていくことが重要だと思います。
「報われない時間」を乗り越えたという小さな成功体験がさらなる大きな挑戦を可能にするのです。