時折生きていると、
過去の私に対して、
「ありがとう」
と感謝の言葉を言いたくなる時がありませんか?
これを言いたくなることが多い人は、
「普段から、未来志向の行動が出来ている」
と言えるでしょう。
過去のどこかの地点で、
「もしかしたら、○○という状況になるかもしれないから一応××の準備をしておこう」
とあなた自身が考えていたからこそやっていた行動によって、上手く窮地を乗り切った経験がある人は、
このことについて実感があると思います。
例えば、試験の関係で
「57頁以降も試験に出そうだから調べておこう」
といった行動も、やっていたときは、
「いざという時のため」
「念のため」
と考えてやっており、
いざ、何かが起こったときに、その調査結果を不意に使用することになったとき
などといったシチュエーションもそう感じるでしょう。
このように、
過去の自分から助けられる経験
を何度もしていると、
「これからも未来の自分を意識的に助けるような行動を続けよう」
という気力、モチベーションが湧いてくることになります。
そして、
そのような行動を実際に続けることによって、その人はさらに、不意に訪れるピンチであっても、過去の自分自身に助けられるというミラクルによって人生を送るのが段々楽しくなっていくかもしれません。
よく、ピンチの時にフィクションの世界では、他人が主人公を助けてくれますが、
あまりにも不意に訪れるピンチの際には、そのように他人が瞬時に対応し、誰かをフォローするのは難しいでしょう。
むしろ、過去の自分の方があなた自身を適宜のタイミングでしっかりと助けてくれ、フォローしてくれるのです。