私が人生の中で非常に大事にしているのは、
睡眠時間の確保
です。
何故ならば、
睡眠をしっかりととらなければ、何をやってもイマイチな結果しか出ず、折角生きていてもあまり意味はないと感じることが多かったからです。
さらに、周りを見ていて、
「睡眠をないがしろにしている人は、40代や50代ぐらいでいつの間にか亡くなっている」
という事例がチラホラとあったからですね。
一般的には、
個人差はあるものの、睡眠の時間として、8時間半くらい必要な人が多い
と言われており、
このくらいのまとまった時間を取ることができるように自分の生活、ひいては人生を常に見直すことが大事になってくると思われます。
しかし、その一方で、最近の研究では、
「睡眠の時間も、もちろんそうだけれども、睡眠の質も大事」
ということが少しずつ言われるようになってきたようです。
確かに、私の経験上も、
「90分しっかりと寝ることによって、ぐっすりと寝ることができたという感覚」
を得ることができた時は、
下手にダラダラ寝るよりも、このような場合の方が頭がすっきりとする
と感じていました。
そして、このような寝方ができるときというのは、
「エアコンが効いていて、部屋の中の空気が快適」
とか
「一旦、やるべきことがひと段落ついて、先の見通しに対して過度なストレスを感じていない」
といった良い条件が周りにある傾向にあります。
逆に、
「部屋の中がなんとなく蒸し暑い」
とか
「なんか部屋が寒くて、落ち着かない」
といった状態や、
「不安なことや悩みがあって落ち着かない」
といった状態のときは、
「取り敢えず、寝てはいるけれども、どこかスッキリとしない」
という状態になっていることが多い、という感覚があります。
不安や悩みといった主観的な事柄については、対策が難しい人もいるかもしれませんが、
「エアコンを使用することによって部屋の中の空気を快適な状態にする」
というのは、エアコンさえしっかりと使用すればその効用を得られるため、
これからの季節、暑い中でも我慢せずにエアコンはしっかりと活用することは重要だろう、ということを改めて感じます。
まずは、
「如何に、自分にとって自由なタイミングで睡眠時間を確保できるような状態が創れるのか」
を考えつつ、
「睡眠の質を高めるためにはどのような条件を用意するべきなのか」
ということも試行錯誤できるようになると良いでしょう。
睡眠の研究は最近もどんどん進んでいるようですが、未だに謎が多く、個人差も激しい分野です。
その分、
「自分の場合は○○である」
ということを人生の早いうちから把握しておくことは今後も非常に重要になるでしょう。
自分よりも賢い人が特定の分野に対して確固たる研究成果を挙げてくれれば、それを参考にすることは有益ですが、どうしても、
「とはいえ、人それぞれではある」
という、個人差が激しいという結論になりがちです。
この点、自分自身で、自らの傾向をつかみとり、その傾向を分析することができる人は、賢い研究者よりも「では、自分の場合はどうすればよいのか」という答えを早期に見つけることが可能です。
このような解を探るためにも、自分自身のデータを集めて研究していくのはこれからも重要になるでしょう。