2024年現在、
日本人の平均寿命は、性別問わず90歳まではまだ到達していないようです。
最近は、人生100年時代と言われるようになったので、
今後どうなるのか気になりますね。
ところで、
そして、90歳以上の方に、
「その年齢まで生きてきてよかったことは何か?」
と聞いたときにたまーに返ってくる答えとして、
「自分が嫌いだった人がもう亡くなったこと」
ということが挙げられます。
例えば、30年以上前に、
「この人のことがあまり好きではない」
と感じたとしても、
例えば、その人が自分よりも年上だった場合、
自分が生きているうちにその人が先に亡くなる可能性は十分にあります。
その時が訪れれば、
「あの人亡くなったのか」
と感じるようになるのでしょう。
たまに、特定の人物に対して、恨みや憎しみなどの感情を爆発させて、なんとか復讐したいといった気持ちを滾らせている人がいますが、
相手よりも、長く生きて、生き残ってしまえば、良いのです。
それゆえに、
「健康寿命を長く保つ」
こと、すなわち、健康に気を遣うことは非常に重要でしょう。
なんでもそうですが、退場しない、「まだ生き残っている」というだけでそれには大きな価値があるものです。
例えば、10代の頃に希望を失い、何らかの事情で、
「もう生きていたくない」
といった形で、自ら命を絶つことを頭によぎらせる人もいるかもしれません。
しかし、人生は思っている以上に長く、常に過渡期なのです。
「取り敢えず、生き残る」
ということに全力を注いでみても、無駄にはならないのだと思います。