今や、多くの場所で見かけるのが
エスカレーター。
昇りエスカレーターの場合には、階段などを一段一段上がる必要性がないところが良いですね。
疲れている時には、エスカレーターの上に乗り、上に上がるのを待つだけで、目的地に近づきます。
ちょっと急いでいる時には、エスカレーターの上に乗ってから一段一段エスカレーターの段を上ることによってより早く目的地に近づきます。
この場合、単純に階段を登るよりも早いスピードで目的地に近づくことができることでしょう。
そのため、最速で目的地に近づきたかったら、
性能の良いエスカレーター
+
全力でエスカレーターの上を爆走する
といった行動を行うことになるでしょう。
仮に、とんでもなく長い昇りエスカレーターが存在していたとして、そこを最速で駆け上がるためには、エスカレーター上で全力で爆走することが一番最適な行動となると考えられます。
これは、他のジャンルで言えば、
才能がある上に、努力を惜しまない
とか、
ただでさえ、亀よりも走るのが早いウサギが昼寝することなく全力で爆走し続ける
といった感覚に近いことでしょう。
ただでさえ、昇りエスカレーターのように強力なバフ効果があるのに、それに輪をかけてスピードを出すために爆走するわけです。
このように、昇りエスカレーターのように強力なバフ効果を持つシステムですが、これの最も凄いところはむしろ、
エスカレーター上で静止していても、いつの間にか、勝手に目的地に近づいている
ことでしょう。
例えば、体力がなくて、足を動かせない人であっても、
このようなエスカレーターの上にさえ乗っていれば、勝手に目的地に近づけるのです。
これは考えてみればすごいことです。
たとえ、エスカレーターの上で寝ていても、いつの間にか、勝手に目的地に近づけるということです。
人生における多くの物事というのは、
行動
によって、何かしらの結果や成果を得られることが多いのですが、
このようなエスカレーターのような仕組みの上に乗ることによって、このような行動自体を不要の物とすることが可能なのです。
「成功のためには、行動が大事!」
とか
「成功のためには結局莫大な体力が大事!」
と世間では言われることがありますが、確かに、最速で多くの結果を出したかったらそうなるかもしれません。
しかし、
様々なジャンルで昇りエスカレーターのような自動的な仕組みを構築する
だけで、
必要な行動量と体力の量を最小限とすることが可能です。
こうして、
いつの間にか成果をあげることができていた
寝て起きているだけで、具体的な行動はもはや何もしていないのに、状況が右肩上がりになっていく
という状況を創り出すことすらも可能です。
そして、時間が経てば経つほど、いつの間にか成果をあげることが可能です。
様々なジャンルで昇りエスカレーターのような自動的な仕組みを構築する
という意識を若い頃から持つだけで、数十年後には、大きな差が生まれることでしょう。