「仕事などにおけるキャリアで最初に何に取り組むべきなのか?」
ということを考えると、高難易度で、かつ、
「この分野ならばいける」
「この分野ならば安定した成果を出せる」
というところまでまずはいくことが大事だと感じます。
特に、これによって、ある程度高収入を期待できるのであれば、資産形成も進みやすいというのが私の実感です。
これらの条件を満たしやすいのが、
いわゆる専門職ですね。
できる人がそもそも少数で、かつ、収入もそこそこ期待できる類型がこれです。
なんやかんやでこれが一番息が長いと感じます。
確かに、時折、
簡単でかつ高収入
という仕事も確かに存在するのですが、
それは、本当に一瞬だけしか存在せず、
後になってから
「○○バブル」
「○○全盛期」
と言われることになります。
それは、簡単であるがゆえに「美味しそうな分野」と感じた人が次々に参入し、高収入だったはずのものが沈下してしまうことが多いからです。
簡単でかつ高収入の仕事は世の中に確かに存在しますが、
上手くやっている人というのは、そういうのを次々に発掘したり、飛び乗って落ち目になる前に離脱することができる人なので、
それも一種の才能と言えるのかもしれません。
飛び乗る度に仕事に関するノウハウが溜まる一方で、傷が浅い状態で撤退できるので、幅広い経験をしている人が多い印象です。
そういう器用なことができる人もいますが、
それが難しい、できるかわからない、と感じる場合は、
やはり、専門職のような高難易度職種が一番固いと感じます。
ただし、そのような専門職は、
習得するまで時間やお金や労力がかかるという弱点がありますね。
そのようなコストを支払える人と、残念ながらこれまで支払わなかったし、これからも支払える気がしない人とで別れます。
後者の人は、
わずかなチャンスに乗ってその後安定した勢いがあるうちに次の一手を打つ
という方法を取るしかないかもしれません。
いずれにしろポイントは、
「調子が良く、安定している時に油断しないこと」
なのかもしれません。