「投資で儲けることができたらいいな」
と考えたことがある人がいるかもしれません。
世の中には色々な投資対象があります。
株式、不動産、ビジネス、etc......
他には、
自己投資
や
人間関係への投資
などといったものもありますよね。
しかし、例えば株式に投資して儲けたいと考えた人は次にこう考えたかもしれません。
「そもそも、手元に金がないと株式に投資して儲けることができない……」
と。
例えば、１０倍の値上がりが期待できる株式があったとしても、
手元に一万円しかなければそれを全額投資しても１０万円にしかならないでしょう。
その一方で手持ちの資金から１億円を投資に回せる人の場合、１０億円になることを期待することも可能です。
一口に１０倍になると言っても得られる結果は歴然としています。
このように、投資は手元のお金がある方がより大きく儲けることが期待できる、という性質があります。
このように、
投資をしたかったら投資するべきお金をまずは確保する必要がありますね。
具体的には、
余剰資金で投資を行いなさい
とよく言われるように、
収入から生活費を始めとした支出を引いた残りのお金のうち、しばらく使用する予定がない分のお金を投資に回すしかありません。
このことから、
毎月貯蓄に回すことができる金額が多い人の方が余剰資金を多く確保しやすくなるため、投資においては有利になりやすいのです。
毎月貯蓄に回すことができる金額が多い人というのは、
収入ー支出の額が大きいということなので、
収入が多くてかつ支出が少ない人が有利になりやすいという側面はどうしても出てしまいます。
人によっては、
収入ー支出＝０
という状態、すなわちほぼ自転車操業になってしまっている人もいるかもしれません。
あるいはまだ借金が残っているという人もいるかもしれませんね。
そのような人たちは大変ですが、
まずは、
収入ー支出≧０
の状態になるように家計を改善して
「余剰」
となる資金を創るところから投資の第一歩が始まります。
このように、お金を投資する場合にはまずは「余剰」資金を確保することが第一歩になります。
そして、投資をするためのリソースはお金だけに限りません。
あらゆる投資の第一歩は「余剰」の確保から始まるのです。
例えば、自己投資の一環として勉強を始めるとしましょう。
勉強をするために必要なリソースはなんでしょうか？
参考書などのような物理的なものを思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかし、その実、勉強をするために一番必要なリソースというのは
勉強時間
だったりします。
すなわち、
自己投資としての勉強を行うためには勉強時間をまずは確保する必要があるのですね。
これは時間という「余剰」を確保する必要があるということを意味します。
「常に忙しくて勉強する時間なんてない」
そう思う人もいるかもしれません。
しかし、お金というリソースを投資に回すためには、
収入ー支出≧０
という状態になるように家計を改善して「余剰」をかくほしなければいけないのと同様に、
時間というリソースを投資に回すためには、頑張って可処分時間を増やして「余剰」を確保することを目指すことが第一歩となります。
あなたは普段からどのようなことに自分の時間を費やしているでしょうか？
主観では
「常に忙しい」
と思っていても、意外と
スマホをいじっていたら時間が過ぎていた、
ということがあったりします。
スクリーンタイムなどを使用して自分がスマホを用いて何をしているのかを一度客観的に見てみることもおススメです。
意外とSNSや動画サイトなどに時間を吸い取られていたりします。
金銭の浪費と同じように時間の浪費も可視化してみると新しい発見があるでしょう。
あらゆる投資の第一歩は「余剰」の確保から始まるのです。
