【第615号】弱者の資源は「このままでは死んでしまうかもしれない」という強い危機感にある

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何かに挑戦するときは

「自分が持っている強みを生かす」

ことができればスムーズにことが進みやすいです。

しかし、いわゆる社会的強者でもなければ、

「そもそも自分には大した強みなんてものはないのでは?」

と感じてしまうことが多いでしょう。

実際に、自分の手元の資源や能力を見てみて、しかし、誰かと比較してみると大したことはない、といった状態に陥っていることは多いようです。

こうして、

やっぱり自分には大した強みはなさそうだ

と感じている人は多いと思います。

確かに、現時点での能力がそこまで高くないだとか、そういったことはあるでしょう。

しかし、そこは今からの努力でカバーできる場合もあるのです。

そして、その努力というものを行うためには、

努力したくなる、モチベーション

がどうしても必要になるわけですが、

自分には大した強みがないという自覚が強ければ強い人であるほど、

「このままでは自分は死んでしまうかもしれない」という強い危機感

を持つことができます。

例えば、

失業して無職でいる人の場合、

手元の貯金を数えてあと一年分ぐらいしか残ってなさそうである場合

「この一年の間に何とかしなければ自分は餓死してしまうかもしれない」

「もはや喰っていけないのかもしれない」

という想像がつくことでしょう。

これにより、

このままではまずい

とか

なんとかしなければいけない

という気持ちになりやすいです。

これは恐怖の物語によって自分の危機感が突き動かされるという例です。

【第606号】「司法試験に受からないということ」という強烈な恐怖の物語こそが受験生を駆り立てる
受験勉強などを頑張っている人が良く悩みがちなのがモチベーションが湧いてこないモチベ...

努力しなければ、結果を何とかして出さなければ、最悪の状態に陥ってしまう、という恐怖感が勉強の原動力になったりするものです。

余裕がない人や、能力に自信がない、いわゆる強者ではない、という人は確かに一見不利に見えます。

しかし、このような危機感の強さというのは弱者ならではの重要な資源であると言えるでしょう。

このように物の見方によっては、たとえ一見弱者であっても一定の資源を実は持っていると言えるのです。

そして、それがその人にとっての強みになることもあるのです。

「自分はここまで追い詰められてしまっている」と気を病んでしまうのではなく、

むしろ、ここまで強い危機感を持たざるを得ないという舞台に立っている、ということを一種の強みとしてポジティブに受け止められるとよいでしょう。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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