成長の速度というのは人それぞれ異なる。
色んな人を見ているとそう思うことがあります。
例えば、小さな子どもであっても、
妙に大人びている振る舞いをする子もいる一方で、
親などを始めとした家族や周りの大人に頼りきりにしている子もいます。
前者のような
妙に大人びている子
というのは、
傍から見ていると、
「すごいな」
と感心できる存在でもあります。
それと同時に、
年の割に妙に大人びている子というのは、
「周りの人たちは頼りにならないから、結局自分が何とかしなければいけない」
「早く自立しなければいけない」
といった強烈な危機感を持っているからこそそのような人格になった、
というパターンも見られます。
実際、
自分は追い詰められている
だとか
周りの人に頼っても仕方がない
といった他者に対する依存心のような気持を全く持てなくなった人というのは自立に関してはものすごい成長速度を見せています。
仕事の面でも、
「頼りになる先輩がいるから自分は頑張らなくても良さそうだ」
と感じている人よりも、
「この部署にいる人は全く頼りにならない、結局自分が何とかしなければいけないんだ」
と感じている人の方が仕事ができる傾向にあります。
このように、
他者に対する依存心
がない人
の成長速度の速さを見ていると、
周りの人を頼りにしなくなった時に人は爆発的に成長する
ともいえるでしょう。
これは、
成長しなければ生き残れない
といった危機感のようなものもあると思います。
追い詰められている、
頑張らなければ生き残れない、
といった感覚ですね。
客観的にどうかはともかく、
少なくとも主観的にそう思えた時に、
成長に対するやる気
というのは出てくるのかもしれません。
そもそも、そんな状況には追い詰められたくはない、
と感じる人もいるかもしれません。
しかし、
仮にもしも追い詰められてしまった場合には、
周りの人を頼りにしなくなった時、頼りにできなくなってしまった時にこそ人は爆発的に成長する
と考えてみて、気持ちを切り替えて、逆転を目指してみましょう。