私たちは普段の行動の大部分を無意識のうちに過ごしているらしいです。
朝起きて、なんとなくスマホを手に取ってしまうことも、
パソコンの置いてある机の前の椅子に座ったらついパソコンを起動してしまうことも、
外出するとき当たり前のように鍵を閉めてからその場を離れることも、
「いつの間にかそういう行動をしてしまっていた」
ということがほとんどであり、
「気合を入れて自主的に、意識的に何かを行う」
ことの方が少ないと言われています。
あなたにとって
いつの間にかやっていた
と感じることは、
あなたにとって習慣化された行動になっている
と言えるでしょう。
それはあなたにとってあまりにも当たり前になっているので、
そのような習慣を持っていない他者と自分を比較してみないと、
「あ、自分はこれを行うのが、癖になっていたんだ」
とか
「こんなことであっても、自分の習慣になっていたんだ」
ということになかなか気づけないのです。
例えば、
外出する際に鍵をしっかりと閉める
といった些細なことであったとしても、
山奥などの田舎においては、
外出する際に扉をわざわざ閉めないのが当たり前
となっていることと比較すると、
確実に自分にとって、習慣化されている行動と言えるでしょう。
そして、
このような習慣化の再発見はなかなか普段の生活ではできないものです。
そこで一度考えてみてほしいことがあります。
あなたが本当はそこまで乗り気じゃないのについ参加してしまっていることありませんか?
参加と一口に言っても色々あるかもしれませんね。
例えば、
ウェブ会議
などはどうでしょうか?
最近はオンラインで会議を行うことも当たり前になってきたと思います。
最悪手元にスマホがあればなんとかオンラインで会議をすることも可能になっています。
「これでいつでも会議ができるね」
と他の人に言われたことがある人もいるのではないでしょうか?
そして、それに対して、
「確かに、いつでも参加できるし、最悪他の作業も同時にできる」
と考えて
なんとなくそのウェブ会議に参加し続けている
ということはないでしょうか?
ウェブ会議の特徴として、
会議を主導しているリーダー以外はどうしても気が散りやすい部分があります。
会議の内容によっては、
あなたにとって、
「実は、真剣に聞く必要がない」
ものもあるのではないでしょうか?
それどころか、
「実はよく考えると敢えて参加する必要すらない」
ものも混ざっていませんか?
参加する必要がないものであっても、
つい
年間スケジュールに入っているから
この前も参加したから
といった理由で実は参加する必要がないものに参加していたりしないでしょうか?
人間はマルチタスクが苦手と言われています。
ウェブ会議の長さにもよりますが、
特に参加する必要がないものにもかかわらず、
対面で会議をするよりもそこまで負担がないから
といって参加していると、
実はあなたがもっと他の大事なことに集中する必要
があるのにもかかわらず、
そちらに100%集中できない
という事態に陥る可能性があります。
そうなると、
むしろ参加しないほうがその時間を有効に使用できる
可能性すらあります。
あなたが本当はそこまで乗り気じゃないのについ参加してしまっていることありませんか?
ぜひ一度見直してみるとよいと思います。