以前から、
「自分が最優先で確保しなければいけない時間はどのような時間だろうか?」
と考えることが増えてきていました。
今のところの私的な、暫定的な1位は
「睡眠時間」
です。
人生の中で、ほとんどの人にとって、おそらくトップクラスに必要なのは睡眠時間でしょう。
体を動かすにしろ、
頭でものを考えるにしろ、
確実に必要になるのは、
十分な睡眠
になるでしょう。
睡眠がしっかりと確保されることはそのまま健康を維持するためにも大事になりますから、
ほとんどの人にとって、あらゆる時間の中で最優先で大事なのは、
睡眠時間
であると考えています。
したがって、大変な仕事や雑務が急に舞い込んでしまっても、睡眠時間だけはなんとか死守することができるような体制を整えておくことが重要になります。
もちろん、
それによって、大事な仕事ややらなければいけない雑務がおろそかになってしまう可能性は否めないので、
このような懸念を如何に普段から最小限に食い止められるようにできないか?と考えておくことも重要になってきます。
もっといえば、
入院などの突然の不幸の懸念がある場合には、たとえそれがあったとしても、うまく回るように事前に対策を立てておくことが重要になってきます。
特に、一人暮らしをしている人、頼りになる同居家族がいない人はこの辺りは真面目に考えておく必要があると考えられます。
さて、
このように、死守するべき時間のために色々と自分の生活や仕事について対策を考える必要があると思われますが、
この
死守するべき時間
として、
睡眠時間の次に大切な時間は何か?
と考えた場合、
今のところの私的な、暫定的な2位は
落ち着いて自分の今後の人生について考えられる時間
なのではないか、と考えています。
すなわち、
例えば、目の前の仕事に対する目標のみならず、
今後の人生計画、
どのような方向性で自分の人生を進めたいのか、
といったより大きくて抽象的な目標
について改めて考えることができる時間を確保することですね。
例えば、この時間によって、
「今まで、私は●●を目指していたけれども、実は××を目指したほうが良いのではないか?」
と方向性の見直しをする必要性に気づく可能性があります。
例えば、
新卒入社した大企業において出世しようと考えて何年も頑張ってきたとしても、
「よく考えたら、この企業で出世するよりも、他のことを目指したほうが良いのではないか?」
ということに気づくこともあります。
これは、特に今まで順調に物事が進んでいた人であればあるほど、落ち着いて自分の人生について考える時間がなければなかなか気づきにくくなります。
今まで頑張ってきたルートでは実は10の利得しか得られないのに、その道でいつまでも頑張り続けることになってしまう可能性があります。
10の利得を得られれば十分だと考えている人にとってはそれでも問題はないのですが、
仮に、11の利得を新たに目指したいと考えた場合、思い切って方向性を変える必要が出てくることもあるのです。
場合によっては、まるで電車の乗り換えを行うように、大きく方針を変える必要があるかもしれません。
このようなことに気づくためには、
そもそも自分の人生をどうしたいのか?
ということを考える必要があります。
そして、そのためにも、
落ち着いて自分の今後の人生について考えられる時間
が重要になってくるでしょう。
そもそも、方向性が合っていなければ、いくら努力を重ねても理想に近づくことは難しいでしょう。
気づいたら、世の中が想像以上に変化していることによって以前に考えていた戦略が全く通用しなくなってしまう可能性もあるのです。
したがって、このような方向性が今もなお、そして今後も目指すべきものなのか、ということを時折考える時間が大事になってきます。
このような意味で、
睡眠時間の次に、
落ち着いて自分の今後の人生について考えられる時間
が大事になってくるでしょう。
そして、そのような大切な時間をなんとかして確保するために、タイムマネジメントは活用されることが重要でしょう。