現代社会においては、
不安感
がつきものです。
特に、
自分の将来に対する不安
を抱いている人は多いでしょう。
↑の図のように、
頭の中で、
「介護……」
「就職……」
「低賃金……」
「終身雇用の崩壊……」
「年金問題……」
「結婚……」
「政治不信……」
「老後……」
などのように、不安要素は考えるだけでも頭の中をいっぱいにしてしまいます。
そして、そのように生じた不安感によって消耗してしまい、
「なんだか無気力になった」
とか
「なんだか疲れやすい」
とか
「なんだか体力が以前よりもなくなってしまった?」
といった状況に陥ってしまいやすくなります。
このように、
あらゆる不安で頭がいっぱいになってしまった
という状態になってしまうと、
まるで何年も使用したことによって充電しにくくなってしまったデジタル機器のように、
パフォーマンスが著しく下がってしまうことになりかねません。
このような状態になってしまうと、ついつい
お酒に走る
などといったことをしがちですが、
問題を覆い隠すだけでお酒に酔ってさらに消耗してしまうだけで終わってしまうのでおススメできません。
それをやるくらいならば、寝てしまった方がいいかもしれません。
寝る以外にやるべきこととしては、
一つ一つの不安をまずは書き出すこと
になるでしょう。
不安感というのは束になるとかなり大きく見えてしまうものですが、
しかし、一つ一つはよく見るととてつもなく小さなものです。
そして、それぞれの不安に対してはそれぞれの小さな解決策も存在するものです。
ケーキなどもホールの状態で目の前に出されると一気に食べきることは難しいですが、ショートケーキみたいな状態に分けてから食べると一気に食べやすくなります。
ケーキと同じように、不安感も少しずつショートケーキのように分解してから少しずつ食べる(=解決する)ようにすることがおススメです。
(因みに、ショートケーキというのは大きさを示す概念ではないようなので、正確に言えば、小型サイズにカットしたケーキと言えるかもしれないです)
不安感をショートケーキのようにカットして細分化してみると、
「意外と大した問題ではなかった」
ということに気づくことができます。
大きな不安感に直面してみた時には、
一つ一つの不安をまずは書き出すこと
を試してみてください。