私は人の人生は植物の生長とパラレルに見ることができると考えています。
すなわち、
冬→春→夏→秋
という季節の周期の中で、
実りの秋=成果物が収穫できる時期
と考えると、
素敵な収穫物をゲットするためには、
まず、
①しっかりとした土の下で、
②しっかりとした種を蒔き、
③種が芽を出したら(=萌芽)、それを大事にして、
④それをさらに生長させ、
⑤ついには、実りの秋において収穫物をゲットできる
という一連の流れが必ず存在することになります。
多くの人にとって、夢、願望、目標が叶う地点、すなわち最終目標、欲しい成果の地点は⑤であると考えられますが、
多くの人は、そこに辿り着くまでに、上記のようにいくつもの前提を少しずつ乗り越える必要があるのです。
まずは、①で足元の「土」の部分を対策することになります。
この①の部分というのは、
地味な作業が求められるくせに取り立てて成果も出にくい時期
でもあり、端的に言うと、
つまらない、退屈
と感じやすい時期でもあります。
人間で言うと、
健康のための習慣作り
とか
グローバルに活躍するための英語を学習する
とか
仕事におけるつまらない作業をさせられる、下積み時代、修行の時代
といった形で、
手間がかかる割に目に見えるわかりやすい成果が出にくいことが多く、
まるで、冬のような不遇の時代
と感じやすい時期でもあります。
しかも、いつまでたっても特段成果が出ないため、
最悪餓死する(=挫折する)
ということにつながりかねない時期でもあります。
しかし、ここを乗り越えてこそ、
良い種を蒔くことができて、「萌芽」という希望と出会うこともできるようになります。
そして、それを大事に育てていくことが重要になってくることでしょう。
それほど、
前提としての土の部分
は大事になると思われます。
そして、
少しずつ、植物が成長していくにつれて、
定期的な土壌改良
を行うことが重要になってくるでしょう。
植物を栽培する時もそうですが、
土の部分の栄養がいつの間にかなくなってしまっていたり、
通気性がなくなってきたり、
といったことも起こり得ますし、
また、植物の状態が変わってしまったことによって、土の方もそれに合わせて最適化する必要が出てくることもあります。
場合によっては、
植え替え
という形で思い切って土ごと環境を変える必要があるかもしれません。
とはいえ、そこまで大きな変化というのは、
「そもそもの畑の場所を変える」
ぐらいのインパクトがあるため、なかなかそこまで大きな変化を起こせないという人がほとんどだと思われます。
したがって、
定期的な土壌改良
という形で、
土壌改良材を用いて土を定期的にメンテナンスする
ことになるでしょう。
車やパソコンのように、
まずは、
何か変な状況がないか?
故障していないか?
といったことをチェックするのと同時に、
今の土の状態は自分が育てたい植物にとって最適化されたものか?
といったことをチェックし、対策するのですね。
人で言えばそれは、
タイムマネジメントが適切か?
人間関係が適切か?
といったことのチェックも入ってくるのだと思います。
このように、
栽培期間中であっても定期的な土壌改良によって人生も植物もさらに「生長」するのですね。
土壌改良は非常に重要です。
ふとした時に、
「あれはどうなんだろう?」
と考えてみて対策するのが良いかもしれないですね。