「平凡のままなのは嫌だ」
といった気持ちが湧き上がってくることはないでしょうか?
このような気持ちになるのは、
「毎日同じことばかりしている……」
とか
「他の人と大差ないことしかやっていない……」
とか
「退屈……」
と感じた時が多いことでしょう。
せっかく生まれたのだから、何か他人にはできないようなビッグなことに挑戦して成功したい、
といった気持ちになることもあるでしょう。
しかし、いざ挑戦をしてみようとすると、
強い不安感
に襲われ、せっかくの挑戦を断念する人も後を絶ちません。
他の人が誰もまだ挑戦していなかったり、成功していない分野の場合、
「これで本当に成功するんだろうか……」
「この努力は報われるんだろうか……」
という思いとともに努力を積み重ねる必要があります。
しかもまだ誰も成功していない領域ともなると、
周りの親しい人からも、
「それは……厳しいんじゃないの……?」
という冷ややかな視線を受けたりすることもあるでしょうし、
「応援しているよ」
とは言われても、
具体的な支援はあんまりされなかったりすることも多いです。
もっと近い関係、例えば家族などになってくると、
「そんなのムリだからやめようよ」
などとストレートに言ってくる人もいるかもしれません。
このような状況によって、挑戦者は
強い孤独感
を伴いながら努力をし続ける必要がありますし、
しかも、
強い不安感
を感じながら歩みを続ける必要があります。
特にハードルが高い物事に挑戦しようと思えば思うほど、
このような
強い孤独感
や
強い不安感
に耐えながら頑張るべき期間も伸びる傾向にあります。
1か月あれば報われるかも?
などと考えていたとしても、
いつのまにか、
1年たち、
2年たち、
3年たち、、、
といったスパンでようやく芽が出ることもあります。
そして、その期間ずーーーーっと
強い孤独感
や
強い不安感
と闘う必要があります。
このような話を聞くと、
「なんかもう、大変そうだから諦めよう」
と考える人も出てくるかもしれません。
しかし、逆に言えば、
長期間にわたって、
強い孤独感
や
強い不安感
と闘い続けることは、それ自体が大きな経験値になり得るものです。
例えば、難関試験に10年かけてようやく合格することができたという人が存在します。
その人は、10年もの間、孤独感や不安感と闘ってきたと言えるでしょう。
そして、その人がその次に何かに挑戦する際に困難に立ち向かうとしても、
「自分は10年かけてきて成果を手にした経験があるから、そのくらいだったら不安に耐えられる」
といった気持ちになりやすいのです。
そして、次の挑戦も目標が果たせるまで頑張れたりします。
このように、
「自分は10年かけてきて成果を手にした経験があるから、そのくらいだったら不安に耐えられる」
という認識になることができるというのは、
それ自体が「強み」になり得るものです。
挑戦して成功した人はみんな不安感と闘い、それによって経験値を得ている
と言えるでしょう。
ですから、
「これで本当に成功するんだろうか……」
「この努力は報われるんだろうか……」
と感じるようなことにも挑戦してみることがおススメです。
いきなり、10年スパンの挑戦をしてしまうと心が折れるかもしれないので、
短期間でも成功しやすそうな事柄で成功体験を少しずつ積んでいくのがおススメです。
挑戦して成功した人はみんな不安感と闘い、それによって経験値を得ている
のです。