時折、街を歩いていたり、ネットサーフィンをしていたりすると、
「!?」
と思うような新しいサービスと出会うことがあります。
例えば、私などが、
「こんなの誰が買うの?」
と思う時として、
どのような付加価値がついているのかがわからないブランド物のバッグなどが非常に高値で売買されているときもありますし、
最近では、Uberなどのように、食事を自宅まで宅配してくれるサービスなどもありますが、
あれも、最初にサービスが出てきたときは配送料などを見て、
「こんなの誰が買うの?」
と感じた記憶があります。
しかし、実際には、
「諸事情により外に出ることができないけれど、家にいながら注文して届けてくれるので楽」
とか
「お店まで行く時間がもったいない」
といった理由などによってしっかりと需要があり、今も各種サービスが続いています。
配送料によって、支払う金銭が増えたとしても、それを気にしないでいて、むしろ、サービスの恩恵にあずかっている人たちがしっかりといるのですね。
このように、
あなたが何らかの商品やサービスを見た時に、
「こんなの誰が買うの?」
と感じたとしても、
そのサービスが一年のみならず、何年も続いている場合は、
そのサービスの需要はしっかりと存在しているという証になりそうです。
需要がなければそもそもサービスを継続すること自体が困難であるため、そのような誰にも需要がないサービスはいつの間にか消えている可能性が高いです。
それにもかかわらず、何年もサービスが続いているとしたら、それはやはり顧客がしっかりと存在するからなのでしょう。
特に、ブランド物のバッグやUberのように、一見して料金が高く感じる物であったとしても、
サービスがしっかりと存続されている場合は、
あなたが
「こんなの誰が買うの?」
と感じたとしても、
そのように高い料金であっても商品・サービスに対して対価を支払いたいと感じる顧客があなたの知らないところで存在していると言えるでしょう。
サービスが消えるどころか、むしろ、どんどん値上げされている場合というのは、
やはり誰かに認められているサービスである可能性が高いと言えるでしょう。
もしかしたら、ニーズにマッチするコアな顧客がいるのかもしれませんね。
このような現象というのはあなたがこれから、副業や起業をする場合にも頭の隅で考えておくと良いかもしれません。
すなわち、長年勤め人しかやっていない人の場合、
「自分が起業しても上手くいかないのではないか?」
「頑張っても結局売れないのではないか?」
と無意識に感じてしまっている場合があります。
すなわち、あなたという商品やあなたが提供しようと考えているサービスそのものについて、
「こんなの誰が買うの?」
と感じてしまっているのですね。
そして、
「自分が起業しても意味ないのでは……?」
と感じてしまって諦めてしまう人も多いです。
しかし、例えば、あなたが日曜大工などがもともと得意で簡単なDIYなどはお手の物であれば、似たようなサービスを提供している業者に対して、
「こんなの誰が買うの?」
と思うかもしれません。
何故ならば、あなたはもともとDIYできる人なのでそのサービスを提供されても恩恵をあんまり感じにくいからですね。
しかし、たとえ、あなたが簡単にできると感じることであっても、
「上手くできないから、助けてほしい」
と感じている人が存在する場合があるのです。
そのような人を上手く見つけ出せるようになると、起業も上手くいきやすくなります。
このように、今はまだ見えていないだけであってもそのサービスに対する需要は確かに存在する場合があるのです。
「こんなの誰が買うの?」とあなたが思ったサービスであっても確かに需要がある場合があるのですね。