凡事徹底
という言葉があります。
「ぼんじてってい」と読むらしく、意味は
何でもないような当たり前のことを徹底して行う
ということです。
どんな偉業も小さなことから積み重ねから始まるものですが、
その中には多くの
何でもないような当たり前のこと
が含まれています。
それは、
ゴミが出たら定期的に捨てる
ことかもしれませんし
ちょっと机が汚くなったら掃除する
ということかもしれません。
一見成功した人の成果そのものとは関係のないところにヒントが隠れている場合もあります。
例えば、片づけなどもそうですが、
スポーツで活躍している人、仕事で活躍している人の中には、片付けについてもきっちりやっている人が存在します。
一見、因果関係が遠いように見えるので、スピリチュアルな文脈で、
片づけが上手い人は仕事ができる
などといったことも言われやすいのですが、
やはり、私の実感としても、片づけをした時の方がしなかった時よりも頭がさえている気がするので、
自分の「頭が悪い状態」を避けるという取り組みは重要だと感じることが多いです。
片づけは
何でもないような当たり前のこと
と言われやすい部類の物ですが、
それが習慣化されていくと、大きな効果をもたらすことになります。
凡事徹底から「才能」が創られるのです。
因みに、凡事徹底は英語だと
Do all common tasks properly
で「すべての普通の仕事を適切に行う」ことであるといえます。
一見した才能とは凡事徹底から創られるものなのですね。