突然ですが、
「あなたは、インターネットを使用する際、何のブラウザを使っていますか?」
ブラウザって何?
と思った人は以下のブラウザを使用している可能性が高いです。
- Windowsの人 …… Microsoft Edge(もしくはIE)
- Macの人 …… Safari
IEというのは、Internet Explorerのことで、長年多くのユーザーに親しまれてきましたが、こちらは、2022 年 6 月 15 日をもってサポートを終了しています。
IEからMicrosoft Edgeへの移行が今進んでいます。
一方で、
「数年前から、Google Chromeを使用している!」
という人も多いのではないでしょうか?
実際に以下の動画を見ると、2022年までの間にGoogle Chromeのシェアがどんどん広がってきていることが分かります。
実際に数年前に乗り換えをした、という人もいるかもしれませんね。
これに関連して、だいぶ昔に読んだのですが、
『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』という本では面白い指摘がなされていました。
ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 [ アダム・グラント ] 価格:1,980円 |
この本は、2016/6/24が発売日なのですが、
そこの21頁に「使用する "ネットブラウザ" からその人の能力が分かる?」といった内容の記述があり、
具体的には、
Internet ExplorerよりもGoogle Chromeを使用している人の方が優秀
といった内容の研究結果があるとされています。
2016年以前からこのような話があったようなのですね。
この本では、この研究結果について、
「デフォルトでWindowsを使用している人と、そこから敢えてGoogle Chromeに移行した人との間で差が出ている」
という趣旨のコメントがされています。
すなわち、上記にもある通り、普通にパソコンを買って使用しようとすると、デフォルトではInternet Explorerを使用することになるわけですが、それをそのまま疑問を持たずに放置している人と、より使いやすいブラウザとして、Google Chromeを見つけて移行している人の差が調査結果に表れているのではないか?ということなのです。
仕事でもなんでもそうですが、
私たちはデフォルトで「与えられた環境」について
「これが普通だ」
「これが当たり前だ」
と感じやすいものです。
これはもう仕方がないところがあると思います。
しかし、そこを乗り越えて、
「もっと良いシステムがあるのではないか?」
とか
「もっと良い環境に作り替えることもできるのではないか?」
と試行錯誤して、実際に行動することが習慣づけられている人は、どんどん現状に改善に改善を重ねることができるため、結果を出せる人になりやすいということでしょう。
現在は、ブラウザのシェアはGoogle Chromeが首位を取っているようですが、この状況がいつまで続くのかはわかりません。
かつて首位を独占していたInternet ExplorerをGoogle Chromeが抜いたように、今後Google Chromeが他のブラウザに抜かれることもあり得ることでしょう。
定期的に、
「もっと、改善できる部分があるのではないか?」
という問題意識をもって、
自分の周辺環境をリデザインすることができれば、
少しずつあなた自身の状況も改善していくことになるでしょう。