以前、2021年の記事で、私の手持ちの非公開の日記を10000以上書いた時の感想を書いています。
本日時点では、それから1年間以上日記を書く習慣を継続し続け、5年間となりました。
今まで書いた日記の数は13000以上になります。
そして、日記を継続する意味としては、以前から主に以下の効果があると私は考えています。
①記述の過程において自問自答を繰り返すことによって自分自身の価値観の内省を行う事ができる
②行動記録を積み上げてパーソナルデータという資産を形成する
③目標達成に対する意欲を高め、達成度を測るセルフモニタリングがやりやすくなる
④ただの体験を記述の過程において経験化しやすくなり、抽象化能力と具体化能力が高まる
⑤記述の過程においてリフレーミングのトレーニングが可能になり、精神安定化装置としての役割を果たせる
それ以上に、日記を継続していくことで「自分史」を編纂できる、という大きな意味があると考えています。
そして、それに伴って、日記の記述から、あなたの「才能」が見いだせる場合もあります。
日記を継続することは、あなたが自分自身の「才能」を見出すための旅のようなものでもあります。
そして、日記を継続的に書くコツとしては、
①その日のうちに書く必要はなく、後から遡って追記するのもOKとする
②しょぼい内容だと思っても書く
③分量が少なくても気にしない
あたりが重要かなと感じています。
①②③はそれぞれ日記を書くことのハードルを下げることを意図したものです。
日記は一般的に良習慣だと言われるものですが、
「何かまともなことを書かないといけない」
だとか
「せっかく書くのだからカッコいいことを書かなくては……!」
とか
「日付が変わるまでに何とか書き上げたい」
などと気負いがちです。
しかし、このようなことを念頭に置いてしまうと、
「まずい、全然書けることがない……今日は日記を書くことができそうにない……」
と感じてしまい、挫折することにつながりかねません。
他人に公開するタイプの日記を書いている人の場合は、他者の目がどうしても気になってしまうと思いますが、
完全な非公開の日記を書く場合にはそのようなことを気にしなくても済みます。
ですから、初めから完璧を目指すのではなく、
①その日のうちに書く必要はなく、後から遡って追記するのもOKとする
②しょぼい内容だと思っても書く
③分量が少なくても気にしない
といった感じで、スモールステップを踏みましょう。
とにかく継続することが大切になります。
たとえ、その日においては、
「こんなの、大した内容じゃない」
と感じることであっても、あとから見返してみると、
「当時はこんな感じだったのか」
と思わぬ発見につながることもあるのです。
たかが日記、
されど日記です。
書き始めたばかりの頃は、
「これを続けていて一体何になるんだろうか?どうにもならないのではないか?」
などと思いがちですが、
継続していくと、段々と新しい世界が開けてくるようになるでしょう。
5年間以上書いてきた実感としても、
やはり日記は書いた方がいい
と改めて感じますし、おススメできます。