「年収を上げるにはどうすればいいんだろう?」
そう考えたことはありませんか?
あなたは、それに対して、どのような方法論を思い浮かべたでしょうか?
「頑張って、残業すれば残業代がついてその分年収が上がる?」
とか
「このまま次の昇給タイミングまで待つ?」
とか
「社内で推奨されている資格を取るために勉強する?」
とか
「もっとスキルをつけて社内で出世する?」
とか
「転職活動をしてみて、今よりも高い年収を提示してくれるところに転職する?」
とか
「今やっている事業の単価を上げる?」
などなど
いろいろな方法論を思い浮かべることができるでしょう。
その人の状況にもよりますが、このように思い浮かべた中でより実効性のありそうなものから多くの人は取り組んだり、改善したりすることでしょう。
そして、その努力によって年収を上げることは可能だと思います。
とはいえ、長い目で見ると、落ち着いて、もっと俯瞰して考えてみることがおススメです。
すなわち、結論から述べると、
あなたの年収はあなたの持っている顧客リストで決まります。
したがって、年収を上げるためにはあなたの持っている顧客リストの中身を充実させる必要があるのです。
これは、例えば、
勤め人であれば、勤め先があなたの顧客になります。
勤め先からの給与所得以外の収入源がない人は、顧客リストに今勤めている勤め先1つのみが記載されている状態となります。
この状態で、転職をすれば、顧客リストに記載されている内容が更新されることになります。
しかし、顧客リストには相変わらず1つの名前しか書いていない状態となります。
勤め人の場合は、たった一つの顧客リストで生活をすることになります。
もしも、このまま生涯にわたってこの顧客リストが更新されなければ、大幅な年収アップは難しいでしょう。
そして、勤め先というたった一つの顧客が倒産してしまうことによって、いきなりあなたの顧客リストが白紙になってしまう可能性もあるのです。
また、あなたが定年退職した時やリストラされた時もあなたの顧客リストが一旦白紙になります。
顧客リストが白紙になると、当然、無収入になります。
これがたった一つの勤め先に依存することの怖さでもあります。
一方で、勤め先で働いているのに加えて、副業などをしている人は、
顧客リストに2つ以上の名前が載っていることになります。
1つしか収入減がない時に比べて、こちらの状態の方が安心感があることでしょう。
そして、この状態になると、
「勤め先は自分にとって取引先のうちの1つに過ぎない」
という感覚になってきます。
そして、
あなたが持っている顧客リストの中で、より良い顧客のみを残したりすることも可能になってきます。
このように、
如何に顧客リストの中身を充実させるか?
という意識を持っていると、選択肢が広がっていきます。
そして、顧客リストの中身を充実させればさせるほど、あなたの年収はどんどん上がっていきますし、より良いお客様とのみお付き合いする、といったことが可能になっていきます。
あなたが持つ顧客リストがあなたの年収を決めるのです。