【第837号】圧倒的な敷居(ハードル)の高さという一つの成功の形

リフレーミング
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「敷居が高い」という言葉があります。

この言葉は、本来は、

「相手に不義理をしたり、また、面目のないことがあったりするために、その人の家に行きにくくなる。また、その人に会いにくくなる状態をいう語。」

らしいですが、

最近は若い人を中心に、

「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」

という意味で、

「×高級すぎて僕らには敷居の高い店」

「×初心者には敷居の高いゴルフコース」

と誤用されている例が目立つとされています。

本来の意味で「敷居が高い」という表現を使用している人が減ってきているようですね。

言葉というのはどんどん意味が変遷していくものらしいですから、今誤用とされている用法がそのうちメジャーになってしまう可能性があります。

私自身、ついつい、

「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」

という意味で、

「敷居が高い」

という言葉を使用したくなってしまいますが、

この場合は、

「ハードルが高い」

などといった表現の方が適切のようです。

ところで、

「あの人は、成功者である」

といった表現を見かけたときに、

「どういう意味で成功した人なのだろうか?」

というのが個人的にものすごく気になることがあります。

私自身が小学生の頃は、テレビなども見ていたので、

「テレビに出ているなどして有名な人=成功した人」

という感覚が強かったです。

多くの人に知られていて、さらに、親近感もある人は素晴らしいと考えていたころもありました。

これは、商品などにも同じような感覚があって、例えば、スマホなどはかなり普及してきましたし、ほとんど生活必需品と化してきています。

スマホの普及については、そういう意味で、成功したと言えるのかもしれません。

しかし、個人として成功したいと考えた場合、

多くの人に知られていて、さらに、親近感もある人

になるメリットは意外と多くはないのではないか、と感じることもあります。

有名税という言葉が最近はありますが、

有名であればあるほど、人が運んでくるピンチも増えるため、リスクも増えるものです。

敢えて無名であることに徹して、自由を謳歌するというのも一つの成功の形かもしれません。

そのような人の場合、

人間関係としても、取引相手としても、

「高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい」

といった存在になるかもしれません。

そして、

「あの人は敷居(ハードル)が高い」

などと言われる可能性もあるかもしれません。

しかし、

「あの人は敷居(ハードル)が高い」

と言われることはそこまで悪いことではないのかもしれません。

人間関係も、取引相手も、量よりも質が大事になってくる場面もあるでしょうから、むしろ、

「あの人は敷居(ハードル)が高い」

と言われるような状態を目指すのがもっとも幸福度が高い、という可能性も高いかもしれません。

成功者というと、ついつい、

「有名になる」

というイメージが強くなってしまうものですが、

圧倒的な敷居(ハードル)の高さという一つの成功の形

を目指してみるのもよいかもしれません。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
経済的自由のため、新卒で年収1000万円overのトップファームへ。
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INTJ型女性による皆既日食への歩み
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