【第854号】限りある資源、「空間」はタダではない

不動産
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「まるで空気のようだ」

という比喩表現があります。

私たちにとって、空気というのは身近な物であり、同時に

存在して当たり前だと思いがちなもの

でもあります。

しかし、ご存知のように、

空気中の構成要素が変わるだけで私たちの体調はみるみる間に悪くなりますし、

宇宙空間などになると、空気が存在しない、といった状況に置かれることになります。

または、

大気汚染

などといった現象により、

ここの空気は良い

とか

ここの空気はあまりよくない、悪い

といったことがようやく自覚できるようになります。

このように、普段の変化のない日常の中では、

当たり前に存在する

と認識しやすいものであっても、実はそうではなかったり、

実はものすごくコストがかかっている

という場合もあります。

空気と似たような話で、

自分が自由に行動できる「空間」についても、

私たちはついつい存在する限り、それが当たり前だと認識しやすいです。

しかし、実は、そうではなく、

「空間」は有限ではない

とか

「空間」にはコストがかかっている

ということを認識させられることがあります。

例えば、田舎と都心とでは、同じような内容の建物であっても、賃貸物件の家賃の値段が全然違っていたりします。

同じような建物なのにその土地(立地)によって値段が全然違っていたりして愕然としたことがある人も多いのではないでしょうか?

坪単価についても、調べてみたことがある人はわかると思いますが、田舎と都心では全然違います。

坪単価の違いというのは、ストレートに言えるわけではないかもしれませんが、

その「空間」の価値の違いを表している

といってもいいと考えています。

同じ広さの「空間」であっても、その位置によっては全然価値が違うのですね。

一般的な傾向として、田舎よりも都心の方が「空間」の価値が高いと言えるでしょう。

私自身、もともと田舎に住んでいたので、その頃は、

今使用できている「空間」を享受できているのが当たり前

だと認識しやすい状況に置かれていました。

しかし、都心に引っ越しを行ってからは、家賃を払うたびに、

「この空間に対してコストが毎日○○円かかっているのか……」

ということが気になるようになってきました。

しかも、そのような空間は主に生活のために使用する人も多いでしょうが、

例えば、エアコンを使用するなどのように、その空間内部の空気の状態を適切な状態に保たないといけなかったりします。

また、あなたが

「なんだか、調子が悪いな」

と思った時には、

その「空間」が寒すぎる、などといったように、適切な状態を維持できていなかったりします。

このように、私たちが普段当たり前のように享受していることであっても、実はものすごくコストがかかっていたりします。

限りある資源、「空間」はタダではない

ということです。

このように、考えると、

私は今現在、適切に「空間」を有効活用できているのか?実は、必要だと思っていたけれども無駄に使用しているところがあるのではないか?

ということも真剣に考えるようになると思います。

限りある資源、「空間」はタダではない

のです。

美紀のプロフィール
夢見がちな社会不適合者
mikimiki

社会人6年目かつ会社経営者(法人4期目)。
都内在住、マッチングアプリ上位0.0X%(上位3桁)の超人気女性会員。
フォーチュンレディ (Fortune Lady:幸運な女性)

かつて不登校になり片っ端から出席点を落としまくる。高校生の頃は家出経験も。
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