忙しさというのは、
自分でもある程度コントロールできる範囲と、
それでも、なかなかコントロールできない範囲、コントロールができるようになるまでかなり時間がかかる範囲とがあります。
そして、あまりコントロールできていなかった事柄に限って、一気に同じ時期に重なったりして、大変なことになる場合もあります。
その場合、
取捨選択
をせざるを得ないでしょう。
というのも、1日は24時間しかないので、たとえ、睡眠時間を削ったとしてもできることには限界があるからです。
心苦しいことですが、
どれもある程度大事だけど、その中でも、さらに取捨選択を行う
という作業が必要になると思います。
このような状況になると、
「どうしてこうなってしまったのか」
という気持ちについついなっていまいがちですが、
必要に応じて、
どれもある程度大事だけど、その中でも、さらに取捨選択を行う
という作業を強制させられることによって、
「実は、これはそこまで大事ではなかった」
「そこまで急ぐ必要はなかった」
ということに気付くことができるようになります。
いわゆる、物事の、緊急性、や、重要性について、強制的に精査させられる、という絶好の機会でもあります。
私の場合も、
「実は、これはここまで高頻度で行くべき内容ではない」
とか
「これはここまで早くやる必要はない」
ということに自然と気づかされることが出てきたりします。
例えば、定期的に開催されるミーティングも出席するべき頻度を減らしたり、いっそ行く必要がないという結論に至るかもしれません。
そう考えていくと、
ものすごく忙しい!
という状態は、あまり好ましくはない状況ではないものの、
ものすごく、忙しいときほどあなたが本当に大切にしなければいけないことが見えてくる
といえるのかもしれません。