「最近の仕事すごくキツイ」
と感じて、
「自分はあまり仕事ができないな」
と感じて日々悶々としている人もいれば、
逆に、
「最近の仕事は全然キツくない」
と感じる人もいます。
後者の人は、
「もうこの業務には慣れた。気合を入れなくても簡単にできる。楽勝。」
という状態である人が多く、
ベテランとまで言えるのかはわかりませんが、
ある程度仕事に慣れた状態である人が多いみたいです。
傍から見ていると、このような人は非常に悠々と仕事をしているように見えるため、
「早くあのような状態になりたい」
と感じる人は多いものですが、
個人的には、
「最近、仕事がキツくないな」と感じた時こそ危機感を持つ必要があるのではないか??
と感じています。
何故ならば、
多かれ少なかれ、慣れていない仕事や知見が足りない、経験が足りない仕事については
「しんどい」
「キツイ」
「辛い」
と感じるものであり、
それを感じないということは確かに良い状態ではあるかもしれないものの、
慣れの範囲でしか仕事などをしていないということでもありますから、そこからのさらなる成長があまり期待できない、という見方が可能だからです。
このような人は、せっかく、悠々と仕事ができている状態という「余裕」が生まれているのですから、
そこから少しずつ
「やってみたことがないこと」
「試してみたいこと」
に取り組んでみると、過度なストレスを受けることなく新しい知見や経験を積むことが可能になるでしょう。
「最近の仕事は全然キツくない」
という状態は確かに好ましい状態かもしれませんが、
それ以上の成長が期待できないというデメリットも存在します。
「最近、仕事がキツくないな」と感じた時こそ危機感を意識的に持つと、その人はさらに良い状態になっていくことでしょう。