【第937号】晴れの日にこそ雨の日のことを考える

リフレーミング
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雨が降る度に気になるのが、職場に複数の傘を置いている人の存在です。

この傘の本数が増えれば増えるほど

「この人は調子が悪いのかな」

と他人事ながら気になってしまうわけです。

この傘の話のポイントは、上記に書いた通り、

雨の日ではなく晴れの日にどのような行動をするのか

という点にあります。

雨の日というのは有事のときであり、晴れの日というのは平時の時と言えるでしょう。

平時の時に有事の事を考えてどのような行動をするのが良いのかということを考えるのが大事ということです。

雨の日という有事の時は明らかな危機が目の前に迫っているので、

「何とかしなければいけない」

と考えて具体的に行動することになりますが、

そのような事情が特にない場合、すなわち、晴れの日、平和な状態が続いている日常において

「そのうち雨が降る日も来るだろうけれど、そういえば、傘はどうしようか」

と考えられるかどうかにかかっています。

災害などを始めとする有事に備えて平時から対策を考える必要があるのですね。

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