例えば、勤め先に通勤する必要がある方は、
6か月定期券
を必要に応じて購入している人が多いようです。
通勤に公共交通機関を利用する場合、その期間が長ければ長いほど1か月あたりの料金は安くなるため、積極的に6か月定期券を購入している人も多いようです。
しかし、その一方で、
「先が見えなさ過ぎて6か月定期券はとてもではないが購入することができない」
と考えている層も存在します。
これは例えば、突然レイオフをされやすい外資系企業に勤めている人に多いようです。
逆に、公務員などのように同じところに何年も勤めるのが当たり前といった働き方をしている人は積極的に6か月定期券を購入している傾向にあるようです。
この辺りの感覚はそれぞれの立場や状況に変わってくることでしょう。
その一方で、最近では終身雇用が崩壊したと言われていたり、転職が活発に行われていると言われていたりと、
同じ勤め先で長期間にわたって働くこと自体が当たり前ではなくなっている
という大きなトレンドも存在するところです。
また、転職をしたことがある人はわかると思いますが、一般的に転職先が自分自身に合ったものなのか判断するのに3か月ほどを要することが多い一方で、
「初日にこの転職は失敗だったと気づいてしまった!」
という状況もあり得ます。
この時にすぐに転職活動を再開して3か月後に新しい転職先に勤めることになる場合もあり得るでしょう。
そのようなリスクが想定されるため、
転職先初日に6か月定期券を購入するのはそれなりにリスクがある
と考えることもできると思います。
私自身も
「まずは、様子見で3か月定期券から購入しよう」
と考えることが多かったです。
このように、昔と比べて状況が目まぐるしく動きやすい、変化の激しい時代だからこそ、
〇年縛り
とか
〇か月定期券
といった期間の長い商品やサービスに対する人々の考え方はこれから徐々に変わってくると考えられます。