久々にマネーフォワードを見たところ、いつのまにか金融資産が2500万円を優に超えていました。
地味に切りのいい数字を達成できたので、これは素直に嬉しいです。
このまま、金融資産3000万円を目指したい…と一瞬思いましたが
よく考えると、
「そこまで敢えて目指す必要はないのではないか」
と感じ始めました。前はどんどん金融資産額が増えていくことに強い快感、喜びを見いだしていたはずなのに。。。
というのも、2000万円までは生活の諸々のところにいろんな改善や節約をし続けて達成したところがあるのですが、
2500万円をいつのまにか達成していたというところからもわかる通り、もはや自分の生活の一部として最適な生活のための習慣づけが完全に身についているので、
敢えて3000万円を目指すようなことをしなくても、いいような気がします。
3000万円を達成するのに1番障害になりうるのはいきなり今の勤め先をリストラされることでしょうか。
給与がないと貯蓄しようがないのですよね。
とはいえ、リストラばかりはどうしようもありませんね。
世の中全体を見ると、不況期に入っていると思いますし、もうリストラされてしまったら大人しく次の職場を探すことになりそうです。
もう少し働いたら、社会人2年目も終わりを迎えて、社会人3年目に入るので、そろそろ仕事においても雑用ばかりではなくやりがいがあることができそうなので、それが今の勤め先でできたらいいなと考えています。
今はこれがただの願望で終わらないように頑張るしかありませんね。
最初、FIRE、アーリーリタイアを目指し始めた時には、
「激務すぎる今の職場に対して『もう、アーリーリタイアするのでやめます』とカッコ良く言って退職してやりたい」
という若気の至りと言いますか、
「他の人ができないことができている自分」
みたいなものに対する「酔い」、「憧れ」のような気持ちがあったことは否定できません。
これはまさに「イキッている」という状態かと思われますが、
これってこのセリフを言った瞬間が興奮のピークというか、頂点になってしまう気がするんですよね。
限界効用は本当にこの一瞬で過ぎてしまうので、
「じゃあその先は?どういう風に生きていくの?」
と問われた際に、そのビジョンや構想をあらかじめ考えられていないとむしろ働いていた時よりもつまらない人生を送ってしまう可能性があるわけです。
比較的年齢が若い人は、「自分という資産」をどんどん積み上げることができる時間的チャンスが多いと思うので、
いきなり完全リタイア、アーリーリタイアするよりはより良い経験を積むための取り組みをすることが重要になってくるのではないでしょうか。
このブログも最近は自分の取り組みや試行錯誤についてどんどん書いておりますが、
普段の生活をより良く改善してみたり、新しい世界を感じるための行動を起こすことによってこそその人の人生はより質が高く濃いものになっていくのではないかと思います。
したがって、このような新しい取り組みや経験のための方が私にとっては大事ということになるので、そのために金銭支出が必要ならば出すことにしたいと思います。
一時期は、手取り貯蓄額90%を維持するべく頑張っていましたが、もはや
「そんなこと頑張ってどうするの?もっと大事なことあるんじゃないの?」
と自分自身に問いかけています。
お金はその貯蓄額や含み益の数字を増やすこと自体に意味があるのではなく、お金の額面以上の価値を持つものに転化させて初めて真価を発揮します。
したがって、私も敢えて3000万円を目指すことはないと思います。
金融資産額3000万円はいわゆるアッパーマス層、上位20%相当ということですが、その称号を得るため「だけ」に頑張ってもしょうが無いかなという感じです。
とはいえ、手取り貯蓄額90%を目指すべく今まで頑張っていたこと自体は、「いつでも生活水準をここまで(月10万円未満)にして手取り貯蓄額90%を維持することは可能である」ということが分かったので、その経験を得ることができたこと自体が私にとって大きな財産かと思われます。
これからも「自分という資産」を高めるべくお金の適切な使い方について考えていきたいと思います。