お金持ちの人の最大の特徴と言えば、
「税金や社会保険料に対する関心が非常に高い」
点であると言えます。
逆に言えば、貧乏なままの人というのは税金や社会保険料に無頓着である場合が多いようです。
というのも、勤め人の場合は税金や社会保険料についき天引きされて手取りが支給されることが多いため、どれだけ税金や社会保険料に吸い上げられているのかに無頓着になりやすいためですね。
そして、世の中のほとんどの人が勤め人ですので、結局ほとんどの人は税金や社会保険料に無頓着になりやすいというわけです。
そして、家計簿を付けている人の場合でも、天引きされている以上税金や社会保険料については度外視しやすいという側面があります。
私の場合は、家計簿に直接現れない税金や社会保険料についても、源泉徴収票等でめざとくチェックしているわけですが、意識しないと忘れがちです。
そして、年収にも依りますが、税金や社会保険料はよくよくみるととんでもない額がとられていることが分かると思います。
因みに、「人生の三大支出」などでググってみると、
3大支出とは「教育資金・老後資金・住宅資金」等といった説明が出てくることが多いのですが↓
しかし実際には、これは手取りの可処分所得の中での大きめの支出にすぎないわけです。
普通にサラリーマンなどの勤め人をしている人の場合は、税金・社会保険料が人生における最大支出になっている可能性が高いです。
もちろん、将来の年金受給の有無にかかわりますし、義務でもあるわけですから、これらを支払うのが無駄だとかそういう話をしたいわけではありません。
しかし、人生で一番大きな支出が税金・社会保険料であるということを知っており、かつ勤め人のままではこの部分をコントロールしがたいということを知っているがために、法人を設立するなどの有効な対策を立てることに関心を持っているのがお金持ちの人の特徴であると言えるでしょう。
もちろん、これを知っているからと言って明日から有効な対策が講じられるのかというとそうでは無い場合が多いのが現実ではありますが、
しかし、このことをしっかりと頭に入れておくと、今後の自分の人生設計において今後何を目指すべきか、どういう状況を目指すべきか、ということに対する一つの考慮要素になることは間違いありません。