タイトルの通りです。
先日、ふと、魔が差してしまったのか、
「コロナがあるとはいえ、ソーシャルディスタンスが担保されているのであれば、会場セミナーに行ってみても良いのではないか」
と考えてとあるセミナーに申し込んでいってみました。
5000円のセミナー(返金不可)なので、せっかくですし、オンラインではなく、会場で受けてみて意味があるものか確認してみようと思ったのです。
要するに、勉強がてら経験を積むことができたらと考えていました。
そして、実際に行ってみたところ、タイトルの通り、会場セミナーに行くことは今後はないだろうなと感じました。
まず、①会場までのルートが問題ありました。
地理的に、都心の地下鉄に乗るのが最も良いかもしれないと思ったのです。
これが大きな間違いでした。
まず、時間帯ですが、夕方にセミナーが開始される関係で、地下鉄の通勤ラッシュの時間と被る結果になってしまいました。
ホームで電車を待ったのは1分程度ですが、
「何故わざわざ待たなければいけないだろう」
と思ってしまいました。
私は基本的に電車通勤をしないようにしており、徒歩通勤を心がけているので、電車を待つために足止めを食らうというのは
「かなりの異常事態」
です。
その時点で、ちょっとストレスを感じていました。
しかも、その後電車に乗ってみたところ、当然ですが、みんなが電車に乗ってくるわけで、どんどん距離を詰めてきます。
とある男性が、当然のように私の隣に歩を進めてくるのを見て、反射的に距離を取りました。
電車の中で少しでも詰めようとすると社会的距離以内に入らないと行けないので当たり前ですが、、、
私の視点では、しばらく、徒歩通勤ゆえに社会的距離以内に他人が入ってきたことはなかったので、電車の中でその男性が取った当たり前の行動の異常性に気づきました。
おそらく、他の人も電車に乗るときは癖で他人の社会的距離に入ってきているのでしょう。
ちょっと無理だな、、、と感じてしまいました。
お金持ちの人は「電車に乗ることは、時間で金を得ているのと一緒」などというらしいですが、本当にその通りだと感じます。
電車の中で受けたストレスを解消させるために、私たちはさらに休息を取るという形でえ時間を消費させたり、ストレス解消のための甘いお菓子などをコンビニで買ったりすることになり、結局お金が出ていきます。
電車に乗ってリソースを節約していると思いきや、、、、といった事態はよくあります。
今回の反省として、移動手段としてはタクシーを用いるか、あるいはオンラインでセミナーを受けるべきであると切に感じました。
次に、②会場についても問題がありました。
事前の告知において「ソーシャルディスタンスをとっており、席は空けて設定しておりますのでご了承下さい」と書かれていたので、
それなりに他人との距離は空いているのだなという認識で会場に行きました。
しかし、これは大いなる間違いと言うより、私も誤解していました。
実際に見てみたところ、席を空けていると行ってもパイプ椅子一個分だったのです。
要するに、50cmくらいです。
「これっていつもと何も変わらないよね???」
と思いました。
申し訳ないのですが、ソーシャルディスタンスというからには2メートルくらい離れていなければ話になりません。
それ以内の距離では、近すぎると感じてしまい、他人が視界に入るだけでもストレスホルモンのコルチゾールが出てきそうです。
さらに、③アンケートの記入形式にも問題があると感じました。
おそらく、主催者側としては、アンケートに記入してもらって意見を集めて今後に活かしたいという意図があるのでしょう。
セミナー開始前に、
「アンケートに事前に記入して下さいねー」
と告知していたのですが、
なんと、筆記用具は参加者に用意してもらうのが前提のようでした。
私は普段、スマホで音声入力でフリック入力を行うのが常なので、筆記用具はじゃまでしかなく持ち歩いてはいません。
また、記入式のアンケートでは記入した物はその場で主催者側で回収されてしまうため、一生懸命書いたところで私の手元に残すことができないのです。
感想をアウトプットして物を保存しておいて自分自身の学びにつなげることが最も効用が高いのであって、すぐに主催者側に回収されてしまうのは全く意味がありません。
メリットがあるのは意見を集めることができる主催者側だけです。
したがって、今回はアンケートには記入せずに、アンケートの質問事項は私自身の日記にフリック入力しておいて、学びにつなげることにしました。
ご丁寧に、「アンケートに記入していただいて提出していただいたらもれなく●●をプレゼント!」と記載されていましたが、私はこれを完全にスルーしました。
よく分からない適当なプレゼントよりも自分のアウトプットを保存できることの方が何倍もの情報価値があります。
比べものになりません。
さらに、これは私自身の問題でもありますが、④スライドまでの距離が遠すぎて見えないことも問題でした。
私は普段、あまり遠くを見て仕事をすることがないため、眼鏡を付ける必要がありませんが、視力はさほど良くありません。
しかし、会場に行ってみて、スライドが遠すぎて全く見えずに困惑しました。
とはいえ、このためだけに眼鏡を持参するというのもどうなのか、と考えてしまいます。
なんせ、普段は眼鏡がなくても生活ができるのですから。
この点、オンラインセミナーにおいてはスライドまでの距離が全然無いため問題になりません。
とはいえ、突発的に視力が無いと困る事態というのは想定されると思いますので、
今後は健康に対する意識としてトピックに「視力の回復」も加えて、レーシック手術などもリサーチしてできれば改善していきたいと思います。
以上の4つの点から、会場セミナーにおいて不満がありました。
したがって、今回は事前に5000円を払っていたものの、
たった10分ほどで
「これは損切りだな」
と決断して会場を後にしました。
後悔は全くありません。
セミナーの内容自体には全く不満はなかったですし、できれば続きを聞いてみたいなとも一瞬考えはしましたが、
それを超えるレベルで強いストレスを体の内側から感じたので、仕方がありません。
ストレスを軽減させるためにはどうすればよいのか、ということを学ぶためのセミナーだったので、その先を聞くべきだったのですが、
話を聞くよりも明らかにその会場を後にした方が私のストレスは軽減できることは明らかでした。
そういう意味では、とてつもなく良いセミナーだったと思います。
自身の健康を保ち、ストレスを軽減するという観点からは、会場のセミナーにはもう行くべきではないという重大な教訓を有料で得ることができました。
今回払った授業料は数千円レベルでしたので、損切りまでの決断が極めて早かったことも教訓として付け加えたいと思います。
もし、何百万円クラスで参加費を払っていたら、私はもっと違った行動を取っていた可能性があります。
ストレスに耐えながらセミナーを最後まで受けていた可能性もあるでしょう。
今後は、もっとお金をかけて自己投資を試みる可能性があるので、本当に大金をかける価値が投資対象にあるのか事前に見極める目を養う必要があります。
そういう意味でも、数千円レベルで自分に合っていない学習方法について学ぶことができたという意味でとても良いセミナーだったと思いますし、妥当な授業料でした。
①そもそも、自分にとって、学習しやすい方法や環境はどのようなものであるのか、
②いくらまでだったら損切りをばっさりできるほどリスク許容度を保つことができるのか、
という辺りは今後も有料で自己投資を試みる際にはセルフモニタリングをコツコツやっていきたいと思います。
なお、今回のセミナーのアンケートには
「今回のセミナーを受けて気づいたことや、今後の行動に活かしたいことは何でしょうか?」
という非常に良い質問がありました。
上記のブログの記載においてそれに対する回答とさせていただきます。