本日の都心では粉雪が降ってきています。
これからますますこれが強まっていくのか、それとも緩やかに降雪がフェードアウトしていくのかは私にはわかりません。
私の実家が存在する田舎ではこの時期は当たり前のように雪が降っていましたが、都心ではそこまでお目にかかれないので、その物珍しさから風情があると感じますね。
雪が降っているくらいなので、外の気温はかなり低く、防寒着がないと身の危険を感じるほどです。
さすがにマイナスはいっていないような雰囲気(外に出ていないからそう感じるだけ?)なので、地元に比べると気温の低さは大したことないかもしれないですが、それでも何の対策も無しに外に出るのは自身の健康を考えると厳しいかもしれないです。
したがって、私は今のところ暖房が効いているSRC造のビルの中にあるカフェの中から窓越しにこの粉雪を見つめています。
そして、職場の先輩に薦められたいかにも長そうな有名小説を少しずつ読みながら、時折スマホで仕事関係のメールを返信したりしています。
パソコンは本日持参していませんので、基本的に仕事関係の処理はスマホで行っています。
スマホは依存性が高いので注意が必要なデバイスなのですが、この手軽さから、カフェでゆっくりと紅茶を飲みながら仕事することが可能になるという面も持つ優れものです。
このような様子を側から見ているとただのニートにしか見えないかもしれないです。
一時期、スタバでマックを操作している意識高い人たちが話題になりましたが、意識高そうな雰囲気どころか、そもそもパソコンがないことから遊んでいるようにしか見えないと思います。
改めて考えると、
「仕事をバリバリやっている人」
というイメージ像というものが大抵の人の頭の中に何かしらあるのだと思います。
例えば、かっこいいスーツをバシっと着こなしながら、何やらかっこいいパソコンの前に座りながら、キーボードをバシバシ打ち、時折、Web会議やら何やらを始めていかにもスペックが高そうなマイクを口元に添えて堂々と語っていたりする様が典型的ではないでしょうか?
上記のイメージに沿う人はいかにもエリートサラリーマンって感じがしますよね。
逆に、かっこいいパソコンなくスマホだけしか持っていなくて、スーツも着ていない、そんな状態でカフェで小説を読んでいる人を見ていると、仕事をしている人には全く見えません。
実際にそのような人を見つけたら
「この人ニートなのかな?」
と思う人が多いと思います。
しかし、実際には自分がかけるべき労力を最小限まで落とし切ると、スマホで大概の仕事が完結してしまうため、そこまでやり切ってしまった場合、かっこいいパソコンやキーボードが仕事において必要になる時間が短くなります。
したがって、上記のようなエリートサラリーマンっぽい所作をするべき時間もどんどん減っていくのです。
このように生産性が高くなりすぎるともはや仕事をせずに遊んでいるようにしか見えない現象が起こってきます。
そして、エリートサラリーマンのように
「いかにも仕事をしているように見せる」
ことが重要な勤め先も存在するので、今すぐにこの状態をそのまま取り入れてしまうと、理解のない人たちに「あいつ遊んでるじゃん」と思われてしまい、評価が下がってしまう恐れがあります。
なので勤め人の方に対しては、闇雲にこれを取り入れるのはオススメできないのですが、逆に勤め先のように上司が存在しない、独立した人、自営業の方はこのように
「生産性が高すぎてもはや遊んでいるようにしか見えない」
という状態を目指すのをオススメします。
仕事をしている=パソコンの前で何か忙しそうにしながらバリバリやっている
という固定観念を持っている人は多いと思います。
しかし、実際には確かな成果を顧客に対して出すことができれば、表面上どう見えても本来関係ないはずなのです。
このような固定観念を解除して業務のオペレーションを見直してみると
「これパソコン使わなくてもスマホだけでできるじゃん」
と言えるような業務がどんどん発見できるようになるでしょう。